第6章 パワーモニタリングのメトリクスの視覚化


重要

パワーモニタリングはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、お客様が、今後リリースされる製品の機能に早期にアクセスして、開発プロセス中に機能のテストやフィードバックを行えるようにするものです。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

OpenShift Container Platform Web コンソールでパワーモニタリングのメトリクスを視覚的に確認するには、パワーモニタリングダッシュボードにアクセスするか、Observe タブの Metrics を確認します。

6.1. パワーモニタリングダッシュボードの概要

パワーモニタリングダッシュボードは 2 種類あります。どちらも、1 つのクラスターの消費電力メトリクスに関するさまざまなレベルの詳細情報を提供します。

6.1.1. Power Monitor / Overview ダッシュボード

このダッシュボードでは、次の情報を表示できます。

クラスター全体の電力消費量
ゾーンごとにグループ化された、現在の合計、アクティブ、およびアイドル状態の CPU 電力消費量を表示します。
ノードレベルの電力の詳細
個々のノードの過去および現在の電力消費量 (合計、アクティブ、およびアイドル) を分析します。
ハードウェア情報
クラスター内の各ノードの CPU モデルとコア数を表示します。
時系列分析
ノードとゾーンでフィルタリングできるグラフを使用して、経時的な電力消費の傾向を追跡します。これにより、クラスターのエネルギー使用量を包括的に確認できます。

6.1.2. Power Monitor / Namespace (Pod) ダッシュボード

このダッシュボードでは、Kubernetes の namespace と Pod の電力消費量を監視および分析できます。以下の情報が表示されます。

電力消費量が多い上位 10 個の namespace
現在の電力使用量に基づいて上位 10 個の namespace を表示するリアルタイムテーブル。これにより、最も多くリソースを消費するワークロードを迅速に特定できます。
namespace の総電力消費量
選択した namespace 内の Pod の合計電力消費量を、ゾーンごとにグループ化して経時的に表示する履歴グラフ。これにより、傾向を確認し、アプリケーションまたはサービスの総電力使用量を把握できます。
個々の Pod の電力消費量
個々の Pod の電力消費量を示す詳細なグラフが表示されるため、Pod を詳細に分析できます。
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