5.5. ハブクラスターのスケーリングターゲット
ハブクラスターのリソース要件は、ハブによって管理されるクラスターの数、マネージドクラスターごとに使用されるポリシーの数、および Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) で設定されている機能セットの影響を直接受けます。
ハブクラスターリファレンス設定では、次の条件下で最大 3500 個のマネージドシングルノード OpenShift クラスターをサポートできます。
- 各クラスターに 5 つのポリシーがあり、ハブ側のテンプレートで 10 分間の評価間隔が設定されている。
次の RHACM アドオンだけが有効である。
- ポリシーコントローラー
- デフォルト設定の可観測性
- GitOps ZTP を使用して、一度に最大 500 個のクラスターを一括でマネージドクラスターにデプロイする。
リファレンス設定は、複数のマネージドクラスタートポロジーが混在する場合のデプロイと管理も検証されています。具体的な制限は、クラスタートポロジーの組み合わせや有効な RHACM の機能などによって異なります。トポロジーが混在する場合、リファレンスハブ設定は、1,200 個のシングルノード OpenShift クラスター、400 個のコンパクトクラスター (コントロールプレーンとコンピュートノードを組み合わせた 3 ノード)、および 230 個の標準クラスター (コントロールプレーン 3 個とワーカーノード 2 個) の組み合わせを使用して検証されています。
規模決定に関する具体的な要件は、クラスターのトポロジーとワークロードの影響を大きく受けます。詳細は、「ストレージ要件」を参照してください。実際のマネージドクラスター群の特性に合わせてクラスターの規模を調整してください。