第6章 vSphere への 3 ノードクラスターのインストール
OpenShift Container Platform バージョン 4.18 では、VMware vSphere に 3 ノードクラスターをインストールできます。3 ノードクラスターは、コンピュートマシンとしても機能する 3 つのコントロールプレーンマシンで構成されます。このタイプのクラスターは、クラスター管理者および開発者がテスト、開発、および実稼働に使用するためのより小さくリソース効率の高いクラスターを提供します。
installer-provisioned infrastructure または user-provisioned infrastructure のいずれかを使用して、3 ノードクラスターをインストールできます。
6.1. 3 ノードクラスターの設定
				クラスターをデプロイする前に、install-config.yaml ファイルでワーカーノードの数を 0 に設定して、3 ノードクラスターを設定します。ワーカーノードの数を 0 に設定すると、コントロールプレーンマシンがスケジュール可能になります。これにより、アプリケーションワークロードをコントロールプレーンノードから実行するようにスケジュールできます。
			
アプリケーションワークロードはコントロールプレーンノードから実行され、コントロールプレーンノードはコンピュートノードと見なされるため、追加のサブスクリプションが必要です。
前提条件
- 
						既存の install-config.yamlファイルがある。
手順
- 次の - computeスタンザに示すように、- install-config.yamlファイルでコンピューティングレプリカの数を- 0に設定します。- 3 ノードクラスターの - install-config.yamlファイルの例- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- user-provisioned infrastructure を使用して、クラスターをデプロイする場合: - HTTP および HTTPS トラフィックをコントロールプレーンノードにルーティングするように、アプリケーションのイングレスロードバランサーを設定します。3 ノードクラスターでは、イングレスコントローラー Pod はコントロールプレーンノードで実行されます。詳細は、「user-provisioned infrastructure の負荷分散要件」を参照してください。
- 
								Kubernetes マニフェストファイルを作成したら、cluster-scheduler-02-config.ymlファイルでspec.mastersSchedulableパラメーターがtrueに設定されていることを確認します。このファイルは、<installation_directory>/manifestsにあります。詳細は、「user-provisioned infrastructure を使用した vSphere へのクラスターのインストール」の「Kubernetes マニフェストと Ignition 設定ファイルの作成」を参照してください。
- 追加のワーカーノードを作成しないでください。
 
3 ノードクラスターの cluster-scheduler-02-config.yml ファイルの例