第3章 Agent-based Installer を使用した Oracle Compute Cloud@Customer へのクラスターのインストール
Agent-based Installer を使用して Oracle Compute Cloud@Customer にクラスターをインストールすることで、Oracle® Cloud Infrastructure (OCI) サービスを引き続き使用しながら、オンプレミスインフラストラクチャーでクラスターワークロードを実行できるようになります。
3.1. インストールプロセスのワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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以下のワークフローは、Agent-based Installer を使用して Compute Cloud@Customer に OpenShift Container Platform クラスターをインストールするプロセスの概要を示しています。
- Compute Cloud@Customer のリソースとサービス (Oracle) を作成します。
- Agent-based Installer 用の設定ファイルを準備します (Red Hat)。
- エージェント ISO イメージを生成します (Red Hat)。
- ISO イメージを Oracle Cloud Infrastructure (OCI) イメージに変換し、OCI Home Region Bucket にアップロードしてから、アップロードしたイメージを Compute Cloud@Customer システムにインポートします (Oracle)。
- 非接続環境: OCI インスタンスからアクセスできる Web サーバーを準備します (Red Hat)。
- 非接続環境: rootfs イメージを Web サーバーにアップロードします (Red Hat)。
- OpenShift Container Platform のファイアウォールを設定します (Red Hat)。
- コントロールプレーンノードを作成し、ロードバランサーを設定します (Oracle)。
- コンピュートノードを作成し、ロードバランサーを設定します (Oracle)。
- クラスターが OCI 上で稼働していることを確認します (Oracle)。