9.2. OLM v1 での非接続環境のサポート
高度なセキュリティーを重視するクラスター管理者は、特にミッションクリティカルな実稼働ワークロードのために、クラスターをインターネット非接続環境で運用します。そのようなクラスター管理者をサポートするために、Operator Lifecycle Manager (OLM) v1 には、OpenShift Container Platform 4.18 以降、このような非接続環境内で動作するクラスター拡張機能のライフサイクル管理機能が組み込まれています。
9.2.1. OLM v1 の非接続環境サポートと oc-mirror プラグインについて
Operator Lifecycle Manager (OLM) v1 は、OpenShift Container Platform 4.18 以降、非接続環境をサポートします。OpenShift CLI (oc
) の oc-mirror プラグインを使用して、クラスターに必要なイメージを、完全または部分的な非接続環境のミラーレジストリーにミラーリングした後、使用している oc-mirror プラグインのバージョンに応じて、以下のいずれかのリソースセットを利用することで、OLM v1 をこのような環境で適切に動作させることができます。
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oc-mirror プラグイン v1 によって自動的に生成される
ImageContentSourcePolicy
リソースと、oc-mirror プラグイン v1 の使用後に手動で作成する必要があるClusterCatalog
リソース -
ImageDigestMirrorSet
、ImageTagMirrorSet
、およびClusterCatalog
リソースはすべて、oc-mirror プラグイン v2 によって自動的に生成されます。
OpenShift Container Platform 4.18 以降では、oc-mirror プラグイン v2 がミラーリングに推奨されるバージョンです。
詳細情報と手順については、使用する予定の oc-mirror プラグインバージョンの 非接続環境 ガイドを参照してください。