第13章 GCP に 3 ノードクラスターをインストールする
OpenShift Container Platform バージョン 4.18 では、Google Cloud Platform (GCP) に 3 ノードクラスターをインストールできます。3 ノードクラスターは、コンピュートマシンとしても機能する 3 つのコントロールプレーンマシンで構成されます。このタイプのクラスターは、クラスター管理者および開発者がテスト、開発、および実稼働に使用するためのより小さくリソース効率の高いクラスターを提供します。
installer-provisioned infrastructure または user-provisioned infrastructure のいずれかを使用して、3 ノードクラスターをインストールできます。
13.1. 3 ノードクラスターの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスターをデプロイする前に、install-config.yaml ファイルでワーカーノードの数を 0 に設定して、3 ノードクラスターを設定します。ワーカーノードの数を 0 に設定すると、コントロールプレーンマシンがスケジュール可能になります。これにより、アプリケーションワークロードをコントロールプレーンノードから実行するようにスケジュールできます。
アプリケーションワークロードはコントロールプレーンノードから実行され、コントロールプレーンノードはコンピュートノードと見なされるため、追加のサブスクリプションが必要です。
前提条件
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既存の
install-config.yamlファイルがある。
手順
次の
computeスタンザに示すように、install-config.yamlファイルでコンピューティングレプリカの数を0に設定します。3 ノードクラスターの
install-config.yamlファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow user-provisioned infrastructure を使用して、クラスターをデプロイする場合:
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Kubernetes マニフェストファイルを作成したら、
cluster-scheduler-02-config.ymlファイルでspec.mastersSchedulableパラメーターがtrueに設定されていることを確認します。このファイルは、<installation_directory>/manifestsにあります。詳細は、「Deployment Manager テンプレートを使用して、GCP で user-provisioned infrastructure にクラスターをインストールする」の「Kubernetes マニフェストと Ignition 設定ファイルの作成」を参照してください。 - 追加のワーカーノードを作成しないでください。
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Kubernetes マニフェストファイルを作成したら、
3 ノードクラスターの cluster-scheduler-02-config.yml ファイルの例