第5章 通信事業者ハブリファレンス設計仕様
通信事業者ハブリファレンス設計仕様 (RDS) は、通信事業者の環境で OpenShift Container Platform クラスター群をデプロイおよび運用するハブクラスターの設定を表したものです。
通信事業者ハブ RDS はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
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通信事業者コア、通信事業者 RAN、および通信事業者ハブリファレンス設計仕様 (RDS) は、通信事業者コアおよび通信事業者 RAN プロファイルを実行するクラスターで、信頼性が高く再現性のあるパフォーマンスを実現するために推奨される、テスト済みでサポート対象の設定を表したものです。
各 RDS には、クラスターが個々のプロファイルを実行するために設計および検証された、リリースされた機能とサポートされている設定が含まれています。設定により、機能と KPI ターゲットを満たすベースラインの OpenShift Container Platform インストールが提供されます。各 RDS では、個々の設定ごとに予想される変動も説明します。各 RDS の検証には、長期間にわたる大規模なテストが多数含まれます。
検証済みのリファレンス設定は、OpenShift Container Platform のメジャー Y-stream リリースごとに更新されます。Z-stream パッチリリースは、リファレンス設定に照らして定期的に再テストされます。