9.3. ターゲットクラスター
- ❏ Migration Toolkit for Containers Operator バージョン 1.5.1 がインストールされている。
- ❏ すべての MTC の前提条件 を満たしている。
- ❏ クラスターが特定のプラットフォームおよびインストール方法についての最小ハードウェア要件を満たしている (ベアメタル など)。
❏ クラスターに、ソースクラスターで使用されるストレージタイプ (例: ブロックボリューム、ファイルシステム、またはオブジェクトストレージ) に ストレージクラス が定義されている。
注記NFS には、定義されたストレージクラスは必要ありません。
- ❏ クラスターに、データベース、ソースコードリポジトリー、コンテナーイメージレジストリー、CI/CD ツールなどの外部サービスにアクセスするための正しいネットワーク設定およびパーミッションがある。
- ❏ クラスターによって提供されるサービスを使用する外部アプリケーションおよびサービスに、クラスターにアクセスするための正しいネットワーク設定およびパーミッションがある。
❏ 内部コンテナーイメージの依存関係の要件を満たしている。
アプリケーションが OpenShift Container Platform 4.7 でサポートされていない
openshift
namespace の内部イメージを使用する場合、podman
を使用して OpenShift Container Platform 3 イメージストリームタグ を手動で更新できます。- ❏ ターゲットクラスターおよびレプリケーションリポジトリーに十分なストレージ容量がある。
- ❏ アイデンティティープロバイダー が機能している。
- ❏ アプリケーションの DNS レコードがターゲットクラスターに存在する。
-
❏ ターゲットクラスターのホスト名を更新するために、各 OpenShift Container Platform ルートについて
annotation.openshift.io/host.generated
パラメーターの値をtrue
に設定します。それ以外の場合は、移行したルートはソースクラスターのホスト名を保持します。 - ❏ アプリケーションが使用する証明書がターゲットクラスターに存在する。
- ❏ ターゲットクラスターに適切なファイアウォールルールを設定している。
- ❏ ターゲットクラスターで負荷分散を正しく設定している。
❏ 移行先のクラスター上にある、移行元の namespace と名前が同じ既存の namespace にオブジェクトを移行する場合に、ターゲット namespace には移行されるオブジェクトと同じ名前およびタイプのオブジェクトが含まれないようにする。
注記移行前に、ターゲットクラスターでアプリケーションの namespace を作成しないでください。クォータが変更される可能性があるためです。