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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.10.2.4. MTC の Web コンソールでの移行計画の作成
MTC (Migration Toolkit for Containers) Web コンソールで移行計画を作成できます。
前提条件
- 
							cluster-admin権限を持つユーザーとしてすべてのクラスターにログインしている必要があります。
- 同じ MTC バージョンがすべてのクラスターにインストールされていることを確認する必要があります。
- クラスターおよびレプリケーションリポジトリーを MTC の Web コンソールに追加する必要があります。
- move データコピー方法を使用して永続ボリューム (PV) を移行する場合、ソースクラスターおよびターゲットクラスターには、リモートボリュームへの中断されないネットワークアクセスが必要です。
- 
							イメージの直接移行を使用する必要がある場合、ソースクラスターの MigClusterカスタムリソースマニフェストは内部イメージレジストリーの公開されたルートを指定する必要があります。
手順
- MTC Web コンソールで、Migration plans をクリックします。
- Add migration plan をクリックします。
- Plan name を入力します。 - 移行計画名には、254 以上の小文字の英数字 ( - a-z, 0-9) を使用できず、スペースやアンダースコア (- _) を含めることはできません。
- Source cluster、Target cluster、および Repository を選択し、 Next をクリックします。
- Namespaces ページで、移行するプロジェクトを選択し、 Next をクリックします。
- Persistent volumes ページで、各 PV の Migration type をクリックします。 - Copy オプションは、ソースクラスターの PV のデータをレプリケーションリポジトリーにコピーしてから、データを同様の特徴のある新規に作成された PV でターゲットクラスターで復元します。
- Move オプションは、ソースクラスターからリモートボリューム (例: NFS) をアンマウントし、リモートボリュームをポイントするターゲットクラスターで PV リソースを作成し、その後にリモートボリュームをターゲットクラスターにマウントします。ターゲットクラスターで実行されているアプリケーションは、ソースクラスターが使用していたものと同じリモートボリュームを使用します。
 
- Next をクリックします。
- Copy options ページで、それぞれの PV について Copy method を選択します。 - スナップショットのコピー は、クラウドプロバイダーのスナップショット機能を使用してデータのバックアップおよび復元を行います。この場合、ファイルシステムのコピー を使用する場合よりもはるかに高速になります。
- ファイルシステムのコピー は、ソースクラスターのファイルをバックアップし、それらをターゲットクラスターで復元します。 - ファイルシステムのコピー方法は、ボリュームの直接移行に必要です。 
 
- Verify copy を選択して、ファイルシステムのコピー で移行されたデータを確認します。データは、各ソースファイルのチェックサムを生成し、復元後のチェックサムを確認して検証されます。データ検証は、パフォーマンスを大幅に低下させます。
- Target storage class を選択します。 - Filesystem copy を選択している場合、ターゲットストレージクラスを変更できます。 
- Next をクリックします。
- Migration options ページで、ソースクラスターに公開されたイメージレジストリールートを指定した場合に Direct image migration オプションが選択されます。Filesystem copy でデータを移行する場合、Direct PV migration オプションが選択されます。 - 直接の移行オプションは、イメージおよびファイルをソースクラスターからターゲットクラスターに直接コピーします。このオプションは、イメージおよびファイルをソースクラスターからレプリケーションリポジトリーにコピーしてから、レプリケーションリポジトリーからターゲットクラスターにコピーする場合よりもはるかに高速になります。 
- Next をクリックします。
- オプション: Hooks ページで Add Hook をクリックし、移行計画にフックを追加します。 - フックはカスタムコードを実行します。単一の移行計画計画に最大 4 つのフックを追加できます。各フックは異なる移行ステップで実行されます。 - Web コンソールに表示するフックの名前を入力します。
- フックが Ansible Playbook の場合はAnsible playbook を選択し、Browse をクリックして Playbook をアップロードするか、フィールドに Playbook の内容を貼り付けます。
- オプション: デフォルトのフックイメージを使用していない場合は、Ansible ランタイムイメージを指定します。
- フックが Ansible Playbook ではない場合には、Custom container image をクリックし、イメージ名とパスを指定します。 - カスタムコンテナーイメージには、Ansible Playbook を含めることができます。 
- Source cluster または Target cluster を選択します。
- Service account name および Service account namespace を入力します。
- フックの移行手順を選択します。 - preBackup: アプリケーションのワークロードがソースクラスターでバックアップされる前
- postBackup: アプリケーションのワークロードがソースクラスターでバックアップされた後
- preRestore: アプリケーションのワークロードがターゲットクラスターで復元される前
- postRestore: アプリケーションのワークロードがターゲットクラスターで復元された後
 
- Add をクリックします。
 
- Finish をクリックします。 - 移行計画は、Migration plans 一覧に表示されます。