3.9.2. Kibana でのパイプラインログの表示
Kibana Web コンソールでパイプラインログを表示するには、以下を実行します。
手順
- クラスター管理者として OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。
-
メニューバーの右上にある グリッド アイコン
可観測性 Logging をクリックします。Kibana Web コンソールが表示されます。 インデックスパターンを作成します。
- Kibana Web コンソールの左側のナビゲーションパネルで Management をクリックします。
- Create index pattern をクリックします。
-
ステップ 1/2: Define index pattern
Index pattern で、 *
のパターンを入力して Next Step をクリックします。 -
ステップ 2/2: Configure settings
Time filter field name で、ドロップダウンメニューから @timestamp を選択し、Create index pattern をクリックします。
フィルターを追加します。
- Kibana Web コンソールの左側のナビゲーションパネルで Discover をクリックします。
Add a filter +
Edit Query DSL をクリックします。 注記- 以下のフィルター例の例ごとに、クエリーを編集し、Save をクリックします。
- フィルターは順次、適用されます。
パイプラインに関連するコンテナーをフィルターします。
パイプラインコンテナーをフィルターするクエリーの例
{ "query": { "match": { "kubernetes.flat_labels": { "query": "app_kubernetes_io/managed-by=tekton-pipelines", "type": "phrase" } } } }
place-tools
コンテナーではないすべてのコンテナーをフィルターします。クエリー DSL を編集する代わりに、グラフィカルドロップダウンメニューを使用する例として、以下の方法を考慮してください。図3.7 ドロップダウンフィールドを使用したフィルターリングの例
強調表示できるように
pipelinerun
をラベルでフィルターします。強調表示できるように
pipelinerun
をラベルでフィルターするクエリーの例{ "query": { "match": { "kubernetes.flat_labels": { "query": "tekton_dev/pipelineRun=", "type": "phrase" } } } }
強調表示できるように
pipeline
をラベルでフィルターします。強調表示できるように
pipeline
をラベルでフィルターするクエリーの例{ "query": { "match": { "kubernetes.flat_labels": { "query": "tekton_dev/pipeline=", "type": "phrase" } } } }
Available fields リストから以下のフィールドを選択します。
-
kubernetes.flat_labels
message
選択したフィールドが Selected fields 一覧に表示されていることを確認します。
-
ログは message フィールドの下に表示されます。
図3.8 フィルターされたメッセージ