4.6. GitOps Operator のサイズ要件
サイジング要件ページには、Red Hat OpenShift GitOps に OpenShift Container Platform をインストールするためのサイジング要件が表示されます。また、GitOps オペレーターによってインスタンス化されるデフォルトの ArgoCD インスタンスのサイジングの詳細も提供します。
4.6.1. GitOps のサイジング要件
Red Hat OpenShift GitOps は、クラウドネイティブアプリケーションの継続的デプロイメントを実装するための宣言的な方法です。GitOps を使用すると、アプリケーションの CPU とメモリーの要件を定義および設定できます。
Red Hat OpenShift GitOps Operator をインストールするたびに、namespace 上のリソースが定義された制限内にインストールされます。デフォルトのインストールで制限やリクエストが設定されていない場合、Operator は namespace でクォータを使用して失敗します。十分なリソースがないと、クラスターは Argo CD 関連の Pod をスケジュールできません。次の表に、デフォルトのワークロードのリソースリクエストと制限の詳細を示します。
ワークロード | CPU 要求 | CPU 上限 | メモリー要求 | メモリー上限 |
---|---|---|---|---|
argocd-application-controller | 1 | 2 | 1024M | 2048M |
applicationset-controller | 1 | 2 | 512M | 1024M |
argocd-server | 0.125 | 0.5 | 128M | 256M |
argocd-repo-server | 0.5 | 1 | 256M | 1024M |
argocd-redis | 0.25 | 0.5 | 128M | 256M |
argocd-dex | 0.25 | 0.5 | 128M | 256M |
HAProxy | 0.25 | 0.5 | 128M | 256M |
オプションで、oc
コマンドで ArgoCD カスタムリソースを使用して、詳細を確認し、変更することもできます。
oc edit argocd <name of argo cd> -n namespace