検索

6.2. Kibana を使用したクラスターログの表示

download PDF

Kibana Web コンソールでクラスターのログを表示します。Kibana でデータを表示し、可視化する方法については、本書では扱いません。詳細は、Kibana ドキュメント を参照してください。

前提条件

  • OpenShift Logging および Elasticsearch がインストールされている。
  • Kibana インデックスパターンが存在する。
  • Kibana で infra および audit インデックスを表示するには、ユーザーには cluster-admin ロール、 cluster-reader ロール、または両方のロールが必要です。デフォルトの kubeadmin ユーザーには、これらのインデックスを表示するための適切なパーミッションがあります。

    defaultkube- および openshift- プロジェクトで Pod およびログを表示できる場合、これらのインデックスにアクセスできるはずです。以下のコマンドを使用して、現在のユーザーが適切なパーミッションを持っているかどうかを確認することができます。

    $ oc auth can-i get pods/log -n <project>

    出力例

    yes

    注記

    監査ログは、デフォルトでは内部 OpenShift Container Platform Elasticsearch インスタンスに保存されません。Kibana で監査ログを表示するには、ログ転送 API を使用して監査ログの default 出力を使用するパイプラインを設定する必要があります。

手順

Kibana でログを表示するには、以下を実行します。

  1. OpenShift Container Platform コンソールで、Application Launcher app launcher をクリックし、Logging を選択します。
  2. OpenShift Container Platform コンソールにログインするために使用するものと同じ認証情報を使用してログインします。

    Kibana インターフェイスが起動します。

  3. Kibana で Discover をクリックします。
  4. 左上隅のドロップダウンメニューから作成したインデックスパターン (appaudit、または infra) を選択します。

    ログデータは、タイムスタンプ付きのドキュメントとして表示されます。

  5. タイムスタンプ付きのドキュメントの 1 つを展開します。
  6. JSON タブをクリックし、ドキュメントのログエントリーを表示します。

    例6.1 Kibana のインフラストラクチャーログエントリーのサンプル

    {
      "_index": "infra-000001",
      "_type": "_doc",
      "_id": "YmJmYTBlNDkZTRmLTliMGQtMjE3NmFiOGUyOWM3",
      "_version": 1,
      "_score": null,
      "_source": {
        "docker": {
          "container_id": "f85fa55bbef7bb783f041066be1e7c267a6b88c4603dfce213e32c1"
        },
        "kubernetes": {
          "container_name": "registry-server",
          "namespace_name": "openshift-marketplace",
          "pod_name": "redhat-marketplace-n64gc",
          "container_image": "registry.redhat.io/redhat/redhat-marketplace-index:v4.7",
          "container_image_id": "registry.redhat.io/redhat/redhat-marketplace-index@sha256:65fc0c45aabb95809e376feb065771ecda9e5e59cc8b3024c4545c168f",
          "pod_id": "8f594ea2-c866-4b5c-a1c8-a50756704b2a",
          "host": "ip-10-0-182-28.us-east-2.compute.internal",
          "master_url": "https://kubernetes.default.svc",
          "namespace_id": "3abab127-7669-4eb3-b9ef-44c04ad68d38",
          "namespace_labels": {
            "openshift_io/cluster-monitoring": "true"
          },
          "flat_labels": [
            "catalogsource_operators_coreos_com/update=redhat-marketplace"
          ]
        },
        "message": "time=\"2020-09-23T20:47:03Z\" level=info msg=\"serving registry\" database=/database/index.db port=50051",
        "level": "unknown",
        "hostname": "ip-10-0-182-28.internal",
        "pipeline_metadata": {
          "collector": {
            "ipaddr4": "10.0.182.28",
            "inputname": "fluent-plugin-systemd",
            "name": "fluentd",
            "received_at": "2020-09-23T20:47:15.007583+00:00",
            "version": "1.7.4 1.6.0"
          }
        },
        "@timestamp": "2020-09-23T20:47:03.422465+00:00",
        "viaq_msg_id": "YmJmYTBlNDktMDMGQtMjE3NmFiOGUyOWM3",
        "openshift": {
          "labels": {
            "logging": "infra"
          }
        }
      },
      "fields": {
        "@timestamp": [
          "2020-09-23T20:47:03.422Z"
        ],
        "pipeline_metadata.collector.received_at": [
          "2020-09-23T20:47:15.007Z"
        ]
      },
      "sort": [
        1600894023422
      ]
    }
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.