11.4.2. Typescript 関数テンプレートの構造
Knative (kn
) CLI を使用して TypeScript 関数を作成すると、プロジェクトディレクトリーは典型的な TypeScript プロジェクトのようになります。唯一の例外は、関数の設定に使用される追加の func.yaml
ファイルです。
http
および event
トリガー関数のテンプレート構造はいずれも同じです。
テンプレート構造
. ├── func.yaml 1 ├── package.json 2 ├── package-lock.json ├── README.md ├── src │ └── index.ts 3 ├── test 4 │ ├── integration.ts │ └── unit.ts └── tsconfig.json
- 1
func.yaml
設定ファイルは、イメージ名とレジストリーを判断するために使用されます。- 2
- テンプレート
package.json
ファイルにある依存関係に限定されるわけではありません。他の TypeScript プロジェクトと同様に、別の依存関係を追加できます。npm 依存関係の追加例
npm install --save opossum
デプロイメント用にプロジェクトをビルドすると、これらの依存関係は作成したランタイムコンテナーイメージに含まれます。
- 3
- プロジェクトには、
handle
という名前の関数をエクスポートするsrc/index.js
ファイルが含まれている必要があります。 - 4
- 統合およびテストスクリプトは、関数テンプレートの一部として提供されます。