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2.3. イメージレジストリー Operator の設定パラメーター

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configs.imageregistry.operator.openshift.io リソースは以下の設定パラメーターを提供します。

パラメーター説明

managementState

Managed: Operator は、設定リソースが更新されるとレジストリーを更新します。

Unmanaged: Operator は設定リソースへの変更を無視します。

Removed: Operator はレジストリーインスタンスを取り除き、Operator がプロビジョニングしたすべてのストレージを削除します。

logLevel

レジストリーインスタンスの loglevel を設定します。デフォルトは Normal です。

logLevel でサポートされる値は以下になります。

  • Normal
  • Debug
  • Trace
  • TraceAll

httpSecret

デフォルトで生成されるアップロードのセキュリティーを保護するためにレジストリーで必要な値。

proxy

マスター API およびアップストリームレジストリーの呼び出し時に使用されるプロキシーを定義します。

storage

Storagetype: レジストリーストレージを設定するための詳細。たとえば、S3 バケットの位置情報 (coordinate) など。通常はデフォルトで設定されます。

readOnly

レジストリーインスタンスが新規イメージのプッシュや既存イメージの削除の試行を拒否するかどうかを示します。

requests

API 要求の制限の詳細。指定されたレジストリーインスタンスが追加リソースをキューに入れる前に処理する並列要求の数を制御します。

defaultRoute

外部ルートがデフォルトのホスト名を使用して定義されるかどうかを決定します。これが有効にされている場合、ルートは re-encrypt 暗号を使用します。デフォルトは false です。

routes

作成する追加ルートの配列。ルートにホスト名および証明書を指定します。

replicas

レジストリーのレプリカ数。

disableRedirect

バックエンドにリダイレクトするのではなく、レジストリーを介してすべてのデータをルーティングするかどうかを制御します。デフォルトは false です。

spec.storage.managementState

イメージレジストリー Operator は、AWS または Azure のインストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用してクラスターの新規インストールまたはアップグレード時に spec.storage.managementState パラメーターを Managed に設定します。

  • Managed: イメージレジストリー Operator が基礎となるストレージを管理することを判別します。イメージレジストリー Operator の managementStateRemoved に設定されている場合、ストレージは削除されます。

    • managementStateManaged に設定されている場合、イメージレジストリー Operator は基礎となるストレージユニットにいくつかのデフォルト設定を適用しようとします。たとえば、Managed に設定されている場合、Operator はこれをレジストリーで利用可能にする前に S3 バケットで暗号の有効にしようとします。デフォルト設定を提供しているストレージに適用しない場合、managementStateUnmanaged に設定されていることを確認します。
  • Unmanaged: イメージレジストリー Operator がストレージ設定を無視することを判別します。イメージレジストリー Operator の managementStateRemoved に設定されている場合、ストレージは削除されません。バケットまたはコンテナー名などの基礎となるストレージユニット設定を指定し、spec.storage.managementState がまだいずれの値にも設定されていない場合、イメージレジストリー Operator はこれを Unmanaged に設定します。
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