8.3. 仮想マシンテンプレートの専用リソースの有効化
パフォーマンスを向上させるために、仮想マシンには CPU などのノードの専用リソースを持たせることができます。
8.3.1. 専用リソースについて
仮想マシンの専用リソースを有効にする場合、仮想マシンのワークロードは他のプロセスで使用されない CPU でスケジュールされます。専用リソースを使用することで、仮想マシンのパフォーマンスとレイテンシーの予測の精度を向上させることができます。
8.3.2. 前提条件
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CPU マネージャー はノードに設定される必要がある。仮想マシンのワークロードをスケジュールする前に、ノードに
cpumanager
=true
ラベルが設定されていることを確認します。
8.3.3. 仮想マシンテンプレートの専用リソースの有効化
Details タブで仮想マシンテンプレートの専用リソースを有効にすることができます。Red Hat テンプレートまたはウィザードを使用して作成された仮想マシンは、専用のリソースで有効にできます。
手順
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サイドメニューから Workloads
Virtual Machine Templates をクリックします。 - 仮想マシンテンプレートを選択して、Virtual Machine Template Overview タブを開きます。
- Details タブをクリックします。
- Dedicated Resources フィールドの右側にある鉛筆アイコンをクリックして、Dedicated Resources ウィンドウを開きます。
- Schedule this workload with dedicated resources (guaranteed policy) を選択します。
- Save をクリックします。