5.5. ブートストラップノードのジャーナルログのクエリー
ブートストラップ関連の問題が発生した場合、ブートストラップノードから bootkube.service
の journald
ユニットログおよびコンテナーログを収集できます。
前提条件
- ブートストラップノードへの SSH アクセスがある。
- ブートストラップノードの完全修飾ドメイン名がある。
手順
OpenShift Container Platform のインストール時にブートストラップノードから
bootkube.service
のjournald
ユニットログをクエリーします。<bootstrap_fqdn>
をブートストラップノードの完全修飾ドメイン名に置き換えます。$ ssh core@<bootstrap_fqdn> journalctl -b -f -u bootkube.service
注記ブートストラップノードの
bootkube.service
ログは、etcd のconnection refused
エラーを出力し、ブートストラップサーバーがコントロールプレーンノード (別名マスターノード) の etcd に接続できないことを示します。etcd が各コントロールプレーンノードで起動し、ノードがクラスターに参加した後には、エラーは発生しなくなるはずです。ブートストラップノードで
podman
を使用してブートストラップノードのコンテナーからログを収集します。<bootstrap_fqdn>
をブートストラップノードの完全修飾ドメイン名に置き換えます。$ ssh core@<bootstrap_fqdn> 'for pod in $(sudo podman ps -a -q); do sudo podman logs $pod; done'