8.2. 監査ログポリシーの設定
API サーバーに送信される要求をログに記録する際に使用する監査ログポリシーを設定できます。
前提条件
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
APIServer
リソースを編集します。$ oc edit apiserver cluster
spec.audit.profile
フィールドを更新します。apiVersion: config.openshift.io/v1 kind: APIServer metadata: ... spec: audit: profile: WriteRequestBodies 1
- 1
Default
、WriteRequestBodies
、またはAllRequestBodies
に設定されます。デフォルトのプロファイルはDefault
です。
- 変更を適用するためにファイルを保存します。
Kubernetes API サーバー Pod の新規リビジョンがロールアウトされていることを確認します。これには数分の時間がかかります。
$ oc get kubeapiserver -o=jsonpath='{range .items[0].status.conditions[?(@.type=="NodeInstallerProgressing")]}{.reason}{"\n"}{.message}{"\n"}'
Kubernetes API サーバーの
NodeInstallerProgressing
状況条件を確認し、すべてのノードが最新のリビジョンであることを確認します。更新が正常に実行されると、この出力にはAllNodesAtLatestRevision
が表示されます。AllNodesAtLatestRevision 3 nodes are at revision 12 1
- 1
- この例では、最新のリビジョン番号は
12
です。
出力に以下のようなメッセージが表示されると、これは更新が進行中であることを意味します。数分待機した後に再試行します。
-
3 nodes are at revision 11; 0 nodes have achieved new revision 12
-
2 nodes are at revision 11; 1 nodes are at revision 12