1.5. 非推奨および削除された機能
以前のリリースで利用可能であった一部の機能が非推奨になるか、または削除されました。
非推奨の機能は依然として OpenShift Container Platform に含まれており、引き続きサポートされますが、本製品の今後のリリースで削除されるため、新規デプロイメントでの使用は推奨されません。OpenShift Container Platform 4.7 で非推奨となり、削除された主な機能の最新の一覧については、以下の表を参照してください。非推奨になったか、または削除された機能の詳細情報は、表の後に記載されています。
以下の表では、機能は以下のステータスでマークされています。
- GA: 一般公開機能
- DEP: 非推奨機能
- REM: 削除された機能
機能 | OCP 4.5 | OCP 4.6 | OCP 4.7 |
---|---|---|---|
| DEP | REM | REM |
Package Manifest Format (Operator Framework) | DEP | DEP | DEP |
| DEP | DEP | DEP |
| GA | GA | DEP |
v1beta1 CRD | DEP | DEP | DEP |
Docker Registry v1 API | GA | DEP | DEP |
メータリング Operator | GA | DEP | DEP |
スケジューラーポリシー | GA | GA | DEP |
Cluster Samples Operator の | GA | GA | DEP |
Cluster Samples Operator の | GA | GA | DEP |
OpenShift Container Platform リソースの | GA | GA | DEP |
独自の RHEL 7 コンピュートマシンの持ち込み | GA | DEP | DEP |
AWS EFS の外部プロビジョナー | REM | REM | REM |
Red Hat Virtualization (RHV) の | GA | GA | DEP |
Microsoft Azure クラスターのクレデンシャルの作成 | GA | GA |
1.5.1. 非推奨の機能
1.5.1.1. スケジューラーポリシー
スケジューラーポリシーを使用して Pod 配置を制御することは非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。テクノロジープレビューの代替オプションについての詳細は、スケジューラープロファイルを使用した Pod のスケジューリング を参照してください。
1.5.1.2. filter-by-os フラグを使用したカタログのミラーリング
以前のバージョンでは、oc adm catalog mirror
コマンドを使用してカタログをミラーリングする場合、--filter-by-os
フラグはミラーリングされたコンテンツのアーキテクチャーをフィルターできました。これにより、マニフェストではなくマニフェストの一覧を参照するカタログのそれらのイメージへの参照が破損しました。--filter-by-os
フラグは、プルおよび展開されるインデックスイメージのみをフィルターするようになりました。明確化するために、新規の --index-filter-by-os
フラグが追加され、これを代わりに使用する必要があります。
--filter-by-os
フラグは非推奨になりました。
1.5.1.3. Cluster Samples Operator の ImageChangesInProgress 状態
イメージストリームイメージのインポートは、Cluster Samples Operator 設定リソースの状態別にリアルタイムで追跡されなくなりました。進行中のイメージストリームは、ClusterOperator
インスタンスの openshift-samples
への更新に直接影響を与えなくなりました。イメージストリームに関連する長いエラーが Prometheus アラートによって報告されるようになりました。
1.5.1.4. Cluster Samples Operator の MigrationInProgress 状態
アップグレードの追跡は、他の状態で実行でき、個別のイメージストリーム設定マップと imagestream-to-image
設定マップの両方を使用できます。
1.5.1.5. OpenShift Container Platform リソースに apiVersion の v1 を使用する
現時点で、oc
は YAML または JSON リソースの apiVersion
を v1
からオブジェクトの正しい値に修正します。たとえば、v1
は DeploymentConfig
オブジェクトの apps.openshift.io/v1
に修正されます。この動作は非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。*.openshift.io
が含まれるすべてのリソースが API インデックス にある apiVersion
値と一致している必要があります。
今回のリリースにより、オブジェクトにない場合に apiVersion
の正しい値が表示する警告が追加されました。
Using non-groupfied API resources is deprecated and will be removed in a future release, update apiVersion to "apps.openshift.io/v1" for your resource
このメッセージが表示されたら、リソースファイルを更新して正しい値を使用してください。
1.5.1.6. Red Hat Virtualization (RHV) の instance_type_id
インストール設定パラメーター
instance_type_id
インストール設定パラメーターは非推奨になり、今後のリリースで削除される予定です。