1.3.3.4. Developer パースペクティブ
- コンソールは、Red Hat Operator がコンソールを拡張する独自のユーザーインターフェイスをビルドし、パッケージ化することを可能にする、拡張性のあるメカニズムを提供するようになりました。またこれにより、お客様および Operator が独自のクイックスタートを追加できるようになりました。Administrator および Developer パースペクティブの両方からヒント、フィルター、およびアクセスが追加され、クイックスタートおよび関連のコンテンツがよりアクセスしやすくなりました。
- トポロジーの List および Graph ビューでデプロイされたワークロードとアプリケーションのグループをすぐに検索し、それらをアプリケーションに追加できるようになりました。
- ユーザー設定の永続ストレージが提供され、あるマシンまたはブラウザーから別のブラウザーに移行してもユーザーエクスペリエンスの一貫性が保たれるようになりました。
- OpenShift GitOps Operator をクラスターにインストールしている場合、Environments ビューの Argo CD リンクを使用して Argo CD ユーザーインターフェイスに移動できます。
- Developer Catalog 機能および Form または YAML オプションへのインコンテキスト (in-context) のメニューのマッピングなどのユーザービリティーの強化により、Pipeline、Helm、およびイベントソース設定をより容易に更新できるようになりました。
- Operator Backed、Helm、ビルダーイメージ、テンプレートおよびイベントソースなどの指定されたサービスについてのフィルターされたエントリーを表示する機能が、Developer Catalog に追加されました。
Red Hat Quay Container Security Operator をクラスターにインストールした後に、以下を実行します。
選択したプロジェクトについての以下の脆弱性の一覧を表示できます。
- 脆弱性および脆弱なイメージの合計数
- すべての脆弱なイメージの重大度ベースの数
- 修正可能な脆弱性の数
- 脆弱なイメージごとの影響を受ける Pod 数
- 脆弱性の重大度の詳細を確認し、そのリポジトリーに保存される脆弱なイメージのマニフェストのコンテキストで Quay ユーザーインターフェイスを起動して、脆弱性の詳細を取得できます。
- OpenShift Virtualization Operator をクラスターにインストールした後に、+Add ビューで Virtual Machines オプションを選択し、Developer Catalog のテンプレートを使用して仮想マシンを作成できます。
Web 端末がさらに使いやすくなりました。
- すべてのユーザーは、権限レベルに関係なく、コンソールの Web 端末にアクセスできます。
- Web 端末が長期間非アクティブになると、停止し、ユーザーに再起動するオプションを提供します。
Pipeline ワークフローが強化されました。
- Pipeline の作成プロセスでは、パイプラインをデフォルトのビルド設定システムでより適切に使用できるようになりました。ビルド設定は、デフォルトでは Import from git ワークフローを使用してパイプラインと共に作成されなくなり、パイプラインはアプリケーションの作成直後に起動します。
- パイプラインは、Pipeline builder オプションまたは YAML view オプションのいずれかを使用して Pipeline builder ページで設定できるようになりました。Operator によってインストールされた、再利用可能なスニペットおよびサンプルを使用して、詳細な Pipeline を作成することもできます。
- PipelineRun ページには、関連付けられたタスクの実行を一覧表示する TaskRuns タブが含まれるようになりました。必要なタスク実行をクリックして、タスク実行の詳細を表示し、パイプラインをデバッグできます。
- Pipeline Details ページで、パイプラインごとに、パイプラインの実行時間、タスクの実行時間、1 日あたりのパイプラインの実行数および成功率などのメトリクスを確認できるようになりました。
- Events タブが Pipeline Run details および Task Run details ページで選択できるようになり、ここには特定の PipelineRun または TaskRun のイベントが表示されます。
サーバーレスがさらに使いやすくなりました。
- Administrator パースペクティブから Serving および Eventing ページにアクセスし、コンソールを使用してサーバーレスコンポーネントを作成できます。
- イベントソース作成ワークフローを使用して Camel コネクターを作成できます。
Helm チャートのユーザービリティーが強化されました。
クラスター管理者として、以下を実行できます。
- チャートリポジトリーを追加または削除します。
- Helm チャートを使用する機能を削除します。
- クイックスタートで Helm チャートリポジトリーの管理方法を確認します。
開発者は、以下を実行できます。
- 同じ名前のチャートをチャートリポジトリーごとに区別するには、カタログのチャートカードにあるチャートリポジトリーの名前を参照します。
- カードのカタログレベルでチャートについての洞察を得ることができます。
- 複数のリポジトリーが設定されている場合には、チャートリポジトリーでカタログをフィルターします。