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1.9.14.2. バグ修正

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  • 以前のバージョンでは、CoreDNS プラグインを使用すると、クエリーがローカルサーバーで応答されない場合にクエリーを転送できませんでした。そのため、クラスタードメインの DNS 名のクエリーは不正に失敗していました。今回の更新で、クエリーを正しく転送する CoreDNS プラグインへの変更が、クラスタードメインの有効なクエリーがすべて正常に機能するようになりました。(BZ#1962288)
  • 以前のバグ修正中に、Pod ログのダウンロードリンクが、空のダウンロード属性を持つ標準の HTML アンカー要素に変更されました。その結果、ダウンロードファイルはデフォルトのファイル名形式を失いました。この更新により、アンカー要素のダウンロード属性にファイル名が追加され、Pod ログのダウンロード時に <pod-name>-<container-name>.log 形式のデフォルトのファイル名が使用されるようになりました。(BZ#1951210)
  • 以前のバージョンでは、vsphere-problem-detector が OpenShift Container Platform 4.7 に新たに導入されたため、正常に動作させるには有効な vSphere 認証情報が必要でした。そのため、有効な vSphere 認証情報がない OpenShift Container Platform クラスターは Degraded とマークされました。今回の更新により、vsphere-problem-detector を使用してもクラスターは Degraded としてマークされず、代わりにアラートが発生して、そのまま実行されるようになりました。(BZ#1959546)
  • 今回の更新で、Web コンソールの Administration Cluster Settings Global Configuration ページで設定リソースに対して不要な HTTP 要求が生じる問題を修正しています。(BZ#1960686)
  • 以前のバージョンでは、Amazon Web Services コンソールの S3 レベルのバケットタグは、Operator の同期サイクルで上書きされました。そのため、ユーザー指定のタグがバケットからなくなることがありました。今回の更新により、ユーザータグは上書きされず、ユーザーが spec.storage.managementStateManaged に設定されている場合に常にバケットに設定されるようになりました。(BZ#1957308)
  • 以前のバージョンでは、1 つ以上のコントロールプレーンノードに 2 つ目の内部 IP アドレスが追加されました。そのため、etcd メンバーシップの変更によってノードの etcd 提供証明書が再生成されないことがあり、etcd Operator のパフォーマンスは IP アドレスの変更の検出後に低下していました。今回の更新により、etcd Operator は新規ノードおよび既存ノードの IP アドレスの変更を区別し、Operator は既存ノードへの変更に対して証明書を提供するようになりました。その結果、IP アドレスをコントロールプレーンノードに追加すると、Operator のパフォーマンスが低下しなくなりました。(BZ#1954121)
  • 以前のバージョンでは、マシン設定プール名の接尾辞をサポートしない設定が複数含まれている場合に OpenShift Container Platform 4.6.25 からアップグレードすると、Machine Config Operator (MCO) が同じ設定の重複するマシン設定を生成しました。その結果、アップグレードに失敗していました。今回の更新により、以前の重複マシン設定が消去され、OpenShift Container Platform 4.6.25 から 4.7.16 への適切なアップグレードが可能になりました。(BZ#1964568)
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