8.2. Web コンソールを使用したクラスターの更新
更新が利用可能な場合、Web コンソールからクラスターを更新できます。
利用可能な OpenShift Container Platform アドバイザリーおよび更新については、カスタマーポータルの エラータ のセクションを参照してください。
前提条件
-
admin
権限を持つユーザーとして Web コンソールにアクセスできること。
手順
-
Web コンソールから、Administration
Cluster Settings をクリックし、Details タブの内容を確認します。 本番クラスターの場合は、チャネル が、
stable-4.7
など、更新するバージョンの正しいチャネルに設定されていることを確認します。重要実稼働クラスターの場合、
stable-*
またはfast-*
チャネルにサブスクライブする必要があります。- Update Status が Updates Available ではない場合、クラスターを更新することはできません。
- Select Channel は、クラスターが実行されているか、または更新されるクラスターのバージョンを示します。
更新するバージョンを選択し、Save をクリックします。
入力チャネルの Update Status が Update to <product-version> in progress 切り替わり、Operator およびノードの進捗バーを監視して、クラスター更新の進捗を確認できます。
注記バージョン 4.y から 4.(y+1) などの次のマイナーバージョンにクラスターを更新する場合、新たな機能に依存するワークロードをデプロイする前にノードがアップグレードされていることを確認することが推奨されます。更新されていないワーカーノードを持つプールは Cluster Settings ページに表示されます。
更新が完了し、Cluster Version Operator が利用可能な更新を更新したら、追加の更新が現在のチャネルで利用可能かどうかを確認します。
- 更新が利用可能な場合は、更新ができなくなるまで、現在のチャネルでの更新を継続します。
-
利用可能な更新がない場合は、Channel を次のマイナーバージョンの
stable-*
またはfast-*
チャネルに切り替え、そのチャネルで必要なバージョンに更新します。
必要なバージョンに達するまで、いくつかの中間更新を実行する必要がある場合があります。
注記Red Hat Enterprise Linux (RHEL) ワーカーマシンを含むクラスターを更新する場合、それらのワーカーは、更新プロセス時に一時的に使用できなくなります。クラスターの更新の終了において各 RHEL マシンがのステートが
NotReady
になる際に、更新 Playbook を各 RHEL マシンに対して実行する必要があります。