3.5.9. パイプライン実行のトリガー
push
イベントが Git リポジトリーで実行されるたびに、設定された Webhook はイベントペイロードを公開される EventListener
サービスルートに送信します。アプリケーションの EventListener
サービスはペイロードを処理し、これを関連する TriggerBinding
および TriggerTemplate
リソースのペアに渡します。TriggerBinding
リソースはパラメーターを抽出し、TriggerTemplate
リソースはこれらのパラメーターを使用して、リソースの作成方法を指定します。これにより、アプリケーションが再ビルドされ、再デプロイされる可能性があります。
このセクションでは、空のコミットをフロントエンドの pipelines-vote-ui
リポジトリーにプッシュし、パイプライン実行をトリガーします。
手順
ターミナルから、フォークした Git リポジトリー
pipelines-vote-ui
のクローンを作成します。$ git clone git@github.com:<your GitHub ID>/pipelines-vote-ui.git -b pipelines-1.4
空のコミットをプッシュします。
$ git commit -m "empty-commit" --allow-empty && git push origin pipelines-1.4
パイプライン実行がトリガーされたかどうかを確認します。
$ tkn pipelinerun list
新規のパイプライン実行が開始されたことに注意してください。