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4.3.2. kn-event プラグインを使用したイベントの送信

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kn event send コマンドを使用して、イベントを送信できます。イベントは、公開されているアドレス、または Kubernetes サービスや Knative サービス、ブローカー、チャネル等のクラスター内のアドレス指定可能なリソースのいずれかに送信できます。このコマンドは、kn event build コマンドと同じビルダーのようなインターフェイスを使用します。

前提条件

  • Knative (kn) CLI をインストールしている。

手順

  • イベントの送信:

    $ kn event send --field <field-name>=<value> --type <type-name> --id <id> --to-url <url> --to <cluster-resource> --namespace <namespace>

    ここでは、以下のようになります。

    • --field フラグは、データをフィールド/値のペアとしてイベントに追加します。これは複数回使用できます。
    • --type フラグを使用すると、イベントのタイプを指定する文字列を指定できます。
    • --id フラグは、イベントの ID を指定します。
    • イベントを一般にアクセス可能な宛先に送信する場合は、--to-url フラグを使用して URL を指定します。
    • イベントをクラスター内の Kubernetes リソースに送信する場合は、--to フラグを使用して宛先を指定します。

      • <Kind>:<ApiVersion>:<name> 形式を使用して Kubernetes リソースを指定します。
    • --namespace フラグは namespace を指定します。省略すると、namespace は現在のコンテキストから取得されます。

      --to-url または --to のいずれかを使用する必要がある宛先の仕様を除き、これらのフラグはすべてオプションです。

      以下の例は、イベントを URL に送信するケースを示しています。

      コマンドの例

      $ kn event send \
          --field player.id=6354aa60-ddb1-452e-8c13-24893667de20 \
          --field player.game=2345 \
          --field points=456 \
          --type org.example.gaming.foo \
          --to-url http://ce-api.foo.example.com/

      以下の例は、イベントをクラスター内のリソースに送信するケースを示しています。

      コマンドの例

      $ kn event send \
          --type org.example.kn.ping \
          --id $(uuidgen) \
          --field event.type=test \
          --field event.data=98765 \
          --to Service:serving.knative.dev/v1:event-display

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