5.15.2.3. YAML を使用した Kafka イベントソースの作成
YAML ファイルを使用して Knative リソースを作成する場合、宣言的 API を使用するため、再現性の高い方法でアプリケーションを宣言的に記述することができます。YAML を使用して Kafka ソースを作成するには、KafkaSource
オブジェクトを定義する YAML ファイルを作成し、oc apply
コマンドを使用してそれを適用する必要があります。
前提条件
-
OpenShift Serverless Operator、Knative Serving、および
KnativeKafka
カスタムリソースがクラスターにインストールされている。 - OpenShift Container Platform でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションを持つプロジェクトにアクセスできる。
- インポートする Kafka メッセージを生成する Red Hat AMQ Streams (Kafka) クラスターにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc
) をインストールしている。
手順
KafkaSource
オブジェクトを YAML ファイルとして作成します。apiVersion: sources.knative.dev/v1beta1 kind: KafkaSource metadata: name: <source_name> spec: consumerGroup: <group_name> 1 bootstrapServers: - <list_of_bootstrap_servers> topics: - <list_of_topics> 2 sink: - <list_of_sinks> 3
重要OpenShift Serverless 上の
KafkaSource
オブジェクトの API のv1beta1
バージョンのみがサポートされます。非推奨となったv1alpha1
バージョンの API は使用しないでください。KafkaSource
オブジェクトの例apiVersion: sources.knative.dev/v1beta1 kind: KafkaSource metadata: name: kafka-source spec: consumerGroup: knative-group bootstrapServers: - my-cluster-kafka-bootstrap.kafka:9092 topics: - knative-demo-topic sink: ref: apiVersion: serving.knative.dev/v1 kind: Service name: event-display
KafkaSource
YAML ファイルを適用します。$ oc apply -f <filename>
検証
以下のコマンドを入力して、Kafka イベントソースが作成されたことを確認します。
$ oc get pods
出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE kafkasource-kafka-source-5ca0248f-... 1/1 Running 0 13m