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11.5.3.2. CloudEvent でトリガーされた関数

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受信クラウドイベントが受信されると、そのイベントは CloudEvents Go SDK によって呼び出されます。この呼び出しでは、Event タイプをパラメーターとして使用します。

サポート対象の関数署名のリストが示すように、Go Context を関数契約のオプションのパラメーターとして使用できます。

サポート対象の関数署名

Handle()
Handle() error
Handle(context.Context)
Handle(context.Context) error
Handle(cloudevents.Event)
Handle(cloudevents.Event) error
Handle(context.Context, cloudevents.Event)
Handle(context.Context, cloudevents.Event) error
Handle(cloudevents.Event) *cloudevents.Event
Handle(cloudevents.Event) (*cloudevents.Event, error)
Handle(context.Context, cloudevents.Event) *cloudevents.Event
Handle(context.Context, cloudevents.Event) (*cloudevents.Event, error)

11.5.3.2.1. CloudEvent トリガーの例

CloudEvent が受信され、これには data プロパティーに JSON 文字列が含まれます。

{
  "customerId": "0123456",
  "productId": "6543210"
}

このデータにアクセスするには、CloudEvent データのプロパティーをマッピングし、受信イベントからデータを取得する構造を定義する必要があります。以下の例では、Purchase 構造を使用します。

type Purchase struct {
  CustomerId string `json:"customerId"`
  ProductId  string `json:"productId"`
}
func Handle(ctx context.Context, event cloudevents.Event) (err error) {

  purchase := &Purchase{}
  if err = event.DataAs(purchase); err != nil {
	fmt.Fprintf(os.Stderr, "failed to parse incoming CloudEvent %s\n", err)
	return
  }
  // ...
}

または、Go encoding/json パッケージを使用して、バイトアレイ形式で直接 JSON として CloudEvent にアクセスできます。

func Handle(ctx context.Context, event cloudevents.Event) {
  bytes, err := json.Marshal(event)
  // ...
}
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