1.9. エラータの非同期更新
OpenShift Container Platform 4.7 のセキュリティー、バグ修正、拡張機能の更新は、Red Hat Network 経由で非同期エラータとして発表されます。OpenShift Container Platform 4.7 のすべてのエラータは Red Hat カスタマーポータルから入手 できます。非同期エラータについては、OpenShift Container Platform ライフサイクル を参照してください。
Red Hat カスタマーポータルのユーザーは、Red Hat Subscription Management (RHSM) のアカウント設定でエラータの通知を有効にすることができます。エラータの通知を有効にすると、登録しているシステムに関連するエラータが新たに発表されるたびに、メールで通知が送信されます。
OpenShift Container Platform のエラータ通知メールを生成させるには、Red Hat カスタマーポータルのユーザーアカウントでシステムが登録されており、OpenShift Container Platform エンタイトルメントを使用している必要があります。
以下のセクションは、これからも継続して更新され、今後の OpenShift Container Platform 4.7 バージョンの非同期リリースで発表されるエラータの拡張機能およびバグ修正に関する情報を追加していきます。たとえば、OpenShift Container Platform 4.7.z などのバージョン付けされた非同期リリースについてはサブセクションで説明します。さらに、エラータの本文がアドバイザリーで指定されたスペースに収まらないリリースについては、詳細についてその後のサブセクションで説明します。
OpenShift Container Platform のいずれのバージョンについても、クラスターの更新 に関する指示には必ず目を通してください。
1.9.1. RHEA-2020:5633 - OpenShift Container Platform 4.7.0 イメージのリリース、バグ修正およびセキュリティー更新
発行日: 2021-02-24
セキュリティー更新を含む OpenShift Container Platform リリース 4.7.0 が利用可能になりました。この更新に含まれるバグ修正は、RHSA-2020:5633 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHSA-2020:5634 アドバイザリーで提供されています。
以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。
$ oc adm release info 4.7.0 --pullspecs