1.9.6. RHSA-2021:1005 - OpenShift Container Platform 4.7.5 バグ修正およびセキュリティー更新
発行日: 2021-04-05
セキュリティー更新を含む OpenShift Container Platform リリース 4.7.5 が利用可能になりました。この更新に含まれるバグ修正は、RHSA-2021:1005 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHSA-2021:1006 アドバイザリーで提供されています。
以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。
$ oc adm release info 4.7.5 --pullspecs
1.9.6.1. 機能
1.9.6.1.1. AWS の VMC へのクラスターのインストール
OpenShift Container Platform クラスターは、クラスターを VMware Cloud (VMC) on AWS にデプロイして VMware vSphere インフラストラクチャーにインストールできます。詳細は、クラスターの VMC へのデプロイ についてのドキュメントを参照してください。
1.9.6.1.2. メモリーおよびアップタイムのメタデータの Insights Operator アーカイブへの追加
今回の更新により、uptime
および memory alloc
メタデータが Insights Operator アーカイブに追加され、小規模なメモリーリークが適切に調査できるようになりました。詳細は、BZ#1935605 を参照してください。
1.9.6.1.3. SAP ライセンス管理の強化
今回の更新により、以下のコマンドを使用してライセンス管理 Pod で失敗を検出できるようになりました。
# oc logs deploy/license-management-l4rvh
出力例
Found 2 pods, using pod/license-management-l4rvh-74595f8c9b-flgz9 + iptables -D PREROUTING -t nat -j VSYSTEM-AGENT-PREROUTING + true + iptables -F VSYSTEM-AGENT-PREROUTING -t nat + true + iptables -X VSYSTEM-AGENT-PREROUTING -t nat + true + iptables -N VSYSTEM-AGENT-PREROUTING -t nat iptables v1.6.2: can't initialize iptables table `nat': Permission denied
結果が Permission denied
を返す場合は、iptables または kernal のアップグレードが必要になる場合があります。詳細は、BZ#1939061 を参照してください。