検索

3.3. 移行に関する考慮事項

download PDF

OpenShift Container Platform 3.11 から OpenShift Container Platform 4 への移行に影響を与える可能性のある変更やその他の考慮事項を確認します。

3.3.1. ストレージに関する考慮事項

OpenShift Container Platform 3.11 から OpenShift Container Platform 4.7 に移行する際に、以下のストレージの変更を考慮してください。

ローカルボリュームの永続ストレージ

ローカルストレージは、OpenShift Container Platform 4.7 ではローカルストレージ Operator を使用する場合にのみサポートされます。OpenShift Container Platform 3.11 のローカルプロビジョナーメソッドの使用はサポートされません。

詳細は、ローカルボリュームを使用した永続ストレージ を参照してください。

FlexVolume 永続ストレージ

FlexVolume プラグインの場所が OpenShift Container Platform 3.11 で変更になりました。OpenShift Container Platform 4.7 の新しい場所は /etc/kubernetes/kubelet-plugins/volume/exec です。割り当て可能な FlexVolume プラグインはサポートされなくなりました。

詳細は、FlexVolume を使用した永続ストレージ を参照してください。

Container Storage Interface (CSI) 永続ストレージ

Container Storage Interface (CSI) を使用した永続ストレージは OpenShift Container Platform 3.11 では テクノロジープレビュー として利用可能でした。OpenShift Container Platform 4.7 には、いくつかの CSI ドライバー が付属しています。そのため、独自のドライバーをインストールできます。

詳細は、Container Storage Interface (CSI) を使用した永続ストレージ を参照してください。

Red Hat OpenShift Container Storage

OpenShift Container Platform 3.11 で使用できる Red Hat OpenShift Container Storage 3 は、バッキングストレージとして Red Hat Gluster Storage を使用します。

OpenShift Container Platform 4 で使用できる Red Hat OpenShift Container Storage 4 は、バッキングストレージとして Red Hat Ceph Storage を使用します。

詳細は、Persistent storage using Red Hat OpenShift Container Storage および interoperability matrix の記事を参照してください。

サポートされていない永続ストレージオプション

OpenShift Container Platform 3.11 の以下の永続ストレージオプションのサポートが OpenShift Container Platform 4.7 で変更になりました。

  • GlusterFS はサポート対象外になりました。
  • スタンドアロン製品としての CephFS がサポートされなくなりました。
  • スタンドアロン製品としての Ceph RBD がサポートされなくなりました。

OpenShift Container Platform 3.11 でこれらのいずれかを使用していた場合は、OpenShift Container Platform 4.7 で完全にサポートされる別の永続ストレージオプションを選択する必要があります。

詳細は、永続ストレージについて を参照してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.