1.2. リモートヘルスモニターリングの問題
リモートヘルスモニターリングの問題: OpenShift Container Platform はクラスターの Telemetry および設定データを収集し、このデータを Telemeter Client および Insights Operator を使用して Red Hat に報告します。Red Hat はこのデータを使用して、オンライン接続されたクラスター での問題を理解し、解決します。オンライン接続されたクラスターと同様に、ネットワークが制限された環境でリモートヘルスモニターリングを使用 できます。OpenShift Container Platform は以下を使用してデータを収集して正常性を監視します。
Telemetry: Telemetry クライアントは、Red Hat に対して、4 分 30 秒ごとにメトリクス値を収集して、アップロードします。Red Hat はこのデータを使用して以下を行います。
- クラスターの監視。
- OpenShift Container Platform のアップグレードのロールアウト。
- アップグレードエクスペリエンスの向上。
Insight Operator: デフォルトで、OpenShift Container Platform は Insight Operator をインストールして有効にし、2 時間ごとに設定およびコンポーネントの障害ステータスを報告します。Insight Operator は以下に役立ちます。
- 発生する可能性のあるクラスターの問題を事前に特定しする。
- Red Hat OpenShift Cluster Manager でソリューションと予防措置を提供する。
Telemetry 情報を確認 できます。
リモートヘルスレポートを有効にしている場合は、Insights を使用して問題を特定 します。必要に応じて、リモートヘルスレポートを無効にできます。