3.2.2. OpenShift Pipelines の概念
本書では、パイプラインの各種概念を詳述します。
3.2.2.1. タスク
Task は Pipeline のビルディングブロックであり、順次実行されるステップで設定されます。これは基本的に入出力の機能です。Task は個別に実行することも、パイプラインの一部として実行することもできます。これらは再利用可能であり、複数の Pipeline で使用することができます。
Step は、イメージのビルドなど、Task によって順次実行され、特定の目的を達成するための一連のコマンドです。各 Task は Pod として実行され、各 Step は同じ Pod 内のコンテナーとして実行されます。Step は同じ Pod 内で実行されるため、ファイル、設定マップ、およびシークレットをキャッシュするために同じボリュームにアクセスできます。
以下の例は、apply-manifests
Task を示しています。
apiVersion: tekton.dev/v1beta1 1 kind: Task 2 metadata: name: apply-manifests 3 spec: 4 workspaces: - name: source params: - name: manifest_dir description: The directory in source that contains yaml manifests type: string default: "k8s" steps: - name: apply image: image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/openshift/cli:latest workingDir: /workspace/source command: ["/bin/bash", "-c"] args: - |- echo Applying manifests in $(params.manifest_dir) directory oc apply -f $(params.manifest_dir) echo -----------------------------------
この Task は Pod を起動し、指定されたコマンドを実行するために指定されたイメージを使用して Pod 内のコンテナーを実行されます。