2.3.4.2.7. ソースコードの信頼されている認証局からのシークレットの作成
Git clone の操作時に信頼される TLS (Transport Layer Security) 認証局 (CA) のセットは OpenShift Container Platform インフラストラクチャーイメージにビルドされます。Git サーバーが自己署名の証明書を使用するか、イメージで信頼されていない認証局によって署名された証明書を使用する場合には、その証明書が含まれるシークレットを作成するか、TLS 検証を無効にしてください。
CA 証明書のシークレットを作成した場合に、OpenShift Container Platform はその証明書を使用して、Git clone 操作時に Git サーバーにアクセスします。存在する TLS 証明書をどれでも受け入れてしまう Git の SSL 検証の無効化に比べ、この方法を使用するとセキュリティーレベルが高くなります。
手順
CA 証明書ファイルでシークレットを作成します。
CA が中間認証局を使用する場合には、
ca.crt
ファイルにすべての CA の証明書を統合します。以下のコマンドを入力します。$ cat intermediateCA.crt intermediateCA.crt rootCA.crt > ca.crt
シークレットを作成します。
$ oc create secret generic mycert --from-file=ca.crt=</path/to/file> 1
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ca.crt
というキーの名前を使用する必要があります。