4.7. ストレージディスクの設定


ホスト検出中に取得されるホストごとに、複数のストレージディスクを指定できます。Assisted Installer ウィザードの Storage ページに、ストレージディスクがホストに一覧表示されます。

オプションで、各ディスクのデフォルト設定を変更できます。

重要
  • OpenShift Container Platform 4.14 以降では、Intel® Virtual RAID on CPU (VROC) を使用してノードを設定し、NVMe RAID を管理できます。詳細は、Intel® Virtual RAID on CPU (VROC) データボリュームの設定 を参照してください。
  • OpenShift Container Platform 4.15 以降では、Assisted Installer を使用して、単一またはマルチパスの iSCSI ブートデバイスにクラスターをインストールできます。

4.7.1. インストールディスクの変更

Assisted Installer は、デフォルトでインストールディスクをランダムに割り当てます。ホストに複数のストレージディスクがある場合は、別のディスクを選択してインストールディスクとして機能させることができます。これにより、以前のディスクは自動的に割り当てが解除されます。

注記

Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) は、インストールディスク上のファイバーチャネルを介したマルチパス構成をサポートしています。これにより、ハードウェア障害に対する耐障害性が強化され、ホストの可用性が向上します。エージェント ISO イメージでは、/etc/multipath.conf 設定により、マルチパス構成がデフォルトで有効になっています。詳細は、DM Multipath 設定ファイルの変更 を参照してください。

手順

  1. ウィザードの Storage ページに移動します。
  2. ホストを拡張して、関連するストレージディスクを表示します。
  3. Role リストから Installation disk を選択します。

    注記

    マルチパスデバイスは自動的に検出され、ホストのインベントリーにリストされます。マルチパスファイバーチャネルディスクをインストールディスクとして割り当てるには、Drive type が、単一パスを示す FC ではなく、Multipath に設定されているディスクを選択します。

  4. すべてのストレージディスクが Ready ステータスに戻る場合は、次の手順に進みます。

4.7.2. ディスクフォーマットの無効化

Assisted Installer は、ディスクがインストールディスクとして定義されているかどうかに関係なく、デフォルトで、インストールプロセス中にすべての起動可能なディスクをフォーマット対象としてマークします。フォーマットすると、データが失われます。

特定のディスクのフォーマットを無効にすることもできます。フォーマットを無効にする場合は注意してください。起動可能なディスクは、特に起動順序に関してインストールプロセスに干渉する可能性があるためです。

インストールディスクのフォーマットを無効にできません。

手順

  1. ウィザードの Storage ページに移動します。
  2. ホストを拡張して、関連するストレージディスクを表示します。
  3. ディスクの Format をクリアします。
  4. すべてのストレージディスクが Ready ステータスに戻る場合は、次の手順に進みます。
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