2.2. サポートされているドライブの種類
このセクションでは、Assisted Installer を使用して Red Hat OpenShift Container Platform をインストールするときに使用できるインストールドライブの種類と使用できないインストールドライブの種類を示します。
サポートされているドライブの種類
以下の表に、さまざまな OpenShift Container Platform バージョンおよび CPU アーキテクチャーでサポートされているインストールドライブの種類を示します。
| ドライブの種類 | RHOCP バージョン | サポートされている CPU アーキテクチャー | コメント |
|---|---|---|---|
| HDD | All | All | ハードディスクドライブ。 |
| SSD | All | All | SSD または NVMe ドライブ。 |
| マルチパス | All | All | さまざまなプロトコルのパスを集約できる Linux マルチパスデバイス。マルチパスを使用すると、可用性とパフォーマンスが向上します。現在、Assisted Installer はファイバーチャネルおよび iSCSI プロトコルのマルチパスをサポートしています。 |
| FC (ファイバーチャネル) | All | s390x、x86_64 | これは単一パスのファイバーチャネル (FC) ドライブのことです。マルチパスのファイバーチャネルの設定については、この表の 'マルチパス' を参照してください。 |
| iSCSI | 4.15 以降 | x86_64 |
|
| RAID | 4.14 以降 | All | ソフトウェア RAID ドライブ。RAID は BIOS/UEFI 経由で設定する必要があります。この方法を使用できない場合は、ドライブをミラーリングするように OpenShift Container Platform を設定できます。詳細は、インストール時のディスクの暗号化およびミラーリング を参照してください。 |
| ECK | All | s390x | IBM ドライブ。 |
| ECKD (ESE) | All | s390x | IBM ドライブ。 |
| FBA | All | s390x | IBM ドライブ。 |
サポートされていないドライブの種類
以下の表に、サポートされていないインストールドライブの種類を示します。
| ドライブの種類 | コメント |
|---|---|
| 不明 | システムがドライブの種類を検出できません。 |
| FDD | フロッピーディスクドライブ。 |
| ODD | 光ディスクドライブ (CD-ROM など)。 |
| Virtual | ループバックデバイス。 |
| LVM | Linux 論理ボリューム管理ドライブ。 |