検索

第3章 高度な APIcast 設定

download PDF

本セクションでは、ステージング環境における 3scale の API ゲートウェイの高度な設定オプションについて説明します。

3.1. シークレットトークンの定義

セキュリティー上の理由から、3scale ゲートウェイから API バックエンドに送信されるすべてのリクエストには、X-3scale-proxy-secret-token というヘッダーが含まれます。Integration ページの AUTHENTICATION SETTINGS で、このヘッダーの値を設定することができます。

Proxy secret token

設定したシークレットトークンは、プロキシーと API 間の共有シークレットとして機能し、ゲートウェイから送信されていない API リクエストを拒否したい場合には、すべてブロックすることができます。これにより、サンドボックスゲートウェイを使用してトラフィック管理ポリシーをセットアップする際に、公開エンドポイントを保護するための新たなセキュリティーレイヤーを追加することができます。

ゲートウェイが機能するためには、API バックエンドには公開されている解決可能なドメインが必要です。したがって、API バックエンドを知っていれば、誰でもクレデンシャルの確認を迂回することができます。ステージング環境の API ゲートウェイは実稼働環境での使用を想定していないので、このことが問題になることはありません。ただし、アクセスを防げるようにしておいた方が望ましいと言えます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.