1.7.7. ベアメタルでのクラスターの作成
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールを使用して、ベアメタル環境で Red Hat OpenShift Container Platform クラスターを作成できます。
クラスターを作成する場合、作成プロセスでは、Hive リソースを使用して OpenShift Container Platform インストーラーを使用します。この手順の完了後にクラスターを作成する場合、このプロセスの詳細について、OpenShift Container Platform ドキュメントの ベアメタルへのインストール を参照してください。
1.7.7.1. 前提条件
ベアメタル環境にクラスターを作成する前に、以下の前提条件を満たす必要があります。
- OpenShift Container Platform バージョン 4.6 以降に、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ハブクラスターをデプロイしている。
- クラスターを作成するために必要なイメージを取得するための、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ハブクラスターへのインターネットアクセス (接続済み)、あるいはインターネットへの接続がある内部またはミラーレジストリーへの接続 (非接続) がある。
- Hive クラスターの作成に使用されるブートストラップ仮想マシンを実行する一時的な外部 KVM ホスト。詳細は、プロビジョナーホストの準備 を参照してください。
- デプロイされた Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ハブクラスターが、プロビジョニングネットワークにルーティングできる。
- ベアメタルサーバーのログイン資格情報。これには、前の項目のブートストラップ仮想マシンからの libvirt URI、SSH 秘密鍵、および SSH の既知のホストのリストが含まれます。詳細は、OpenShift インストール環境の設定 について参照してください。
- 設定済みのベアメタルクレデンシャル。詳細は ベアメタルのクレデンシャルの作成 を参照してください。
- ユーザー名、パスワード、ベースボード管理コントローラー (BMC) アドレスなどのベアメタル環境のログイン認証情報。
- ベアメタルアセットが証明書の検証を有効にしている場合は、ベアメタルアセットを設定します。詳細は、ベアメタルアセットの作成および変更 を参照してください。
OpenShift Container Platform イメージプルシークレット。イメージプルシークレットの使用 を参照してください。
注記:
- ベアメタルアセット、ベアメタルのマネージドクラスター、および関連シークレットは同じ namespace に配置する必要があります。
- クラウドプロバイダーのアクセスキーを変更する場合は、プロビジョニングしたクラスターアクセスキーを手動で更新する必要があります。詳細は、既知の問題の プロビジョニングしたクラスターのシークレットの自動更新はサポートされない を参照してください。