1.6.3. コンソールを使用したインフラストラクチャー環境の作成
Red Hat Advanced Cluster Management コンソールからインフラストラクチャー環境を作成するには、以下の手順を実行します。
- ナビゲーションメニューから Infrastructure > Clusters に移動します。
- インフラストラクチャー環境 ページで、Create infrastructure environment をクリックします。
お使いのインフラストラクチャー環境設定に以下の情報を追加します。
Name: お使いの環境の一意の名前。
重要: クラスターの削除時にこのインフラストラクチャー環境が誤って削除されないようにするために、このインフラストラクチャー環境の名前は環境内のクラスターの名前と同じにすることはできません。
- ネットワークタイプ: 環境に追加可能なホストのタイプを指定できます。ベアメタルホストを使用している場合には、静的 IP オプションのみを使用できます。
- Location: ホストの地理的な場所を指定します。地理的な場所を使用すると、クラスターの作成時に、クラスター上のデータの保存場所を簡単に判断できます。
- Labels: インフラストラクチャー環境にラベルを追加できる任意のフィールド。これにより、検索がかんたんになり、特徴がよく似た他の環境とグループ化できます。ネットワークタイプと場所に対して行った選択は、自動的にラベルの一覧に追加されます。
- プルシークレット: OpenShift Container Platform リソースへのアクセスを可能にする OpenShift Container Platform プルシークレット。
-
SSH 公開鍵: ホストとのセキュアな通信を可能にする SSH キー。これは通常
~/.ssh/id_rsa.pub
ファイルにあります。 すべてのクラスターでプロキシー設定を有効にする必要がある場合は、有効にする設定を選択します。この設定は、以下の情報を入力する必要があります。
- HTTP Proxy URL: 検出サービスへのアクセス時に使用する必要のある URL。
-
HTTPS Proxy URL: 検出サービスへのアクセス時に使用する必要のあるセキュアなプロキシー URL。
https
はまだサポートされていないため、形式はhttp
である必要があります。 - プロキシードメインなし: プロキシーをバイパスする必要のあるドメインのコンマ区切りリスト。ドメイン名をピリオド (.) で開始し、そのドメインにあるすべてのサブドメインを組み込みます。(*) を追加し、すべての宛先のプロキシーをバイパスします。
ホストをインフラストラクチャー環境に追加して、続行できるようになりました。