1.15. クラスタープールの管理 (テクノロジープレビュー)
クラスタープールは、Red Hat OpenShift Container Platform クラスターにオンデマンドで、スケーリングする場合に、迅速かつコスト効果を高く保ちながら、アクセスできるようにします。クラスタープールは、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、または Microsoft Azure で設定可能な数多くの OpenShift Container Platform クラスターを維持します。このプールは、開発、継続統合、および実稼働のシナリオにおいてクラスター環境を提供したり、置き換えたりする場合に特に便利です。
ClusterClaim
リソースは、クラスタープールからクラスターをチェックアウトするために使用されます。クラスターがクラスタープールからチェックアウトされると、チェックされたクラスターは再開されて、Ready 状態に切り替わります。クラスタープールは、クラスタープールに休止状態のクラスターを自動的に作成して要求されたクラスターと置き換えます。
注記: クラスタープールから要求されたクラスターが不要になり、破棄されると、リソースは削除されます。クラスターはクラスタープールに戻りません。
必要なアクセス権限: 管理者
クラスタープールを作成する手順は、クラスターの作成手順と似ています。クラスタープールのクラスターは、すぐ使用するために作成されるわけではありません。
1.15.1. 前提条件
クラスタープールを作成する前に、次の前提条件を参照してください。
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes のハブクラスターをデプロイする必要があります。
- プロバイダー環境で Kubernetes クラスターを作成できるようにする Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ハブクラスターでのインターネットアクセスが必要です。
- AWS、GCP、または Microsoft Azure プロバイダーのクレデンシャルが必要です。詳細は、認証情報の管理 を参照してください。
- プロバイダー環境で設定済みのドメインが必要です。ドメインの設定方法は、プロバイダーのドキュメントを参照してください。
- プロバイダーのログイン認証情報が必要です。
- OpenShift Container Platform イメージプルシークレットが必要です。イメージプルシークレットの使用 を参照してください。
注記: この手順でクラスタープールを追加すると、プールからのクラスター要求時に、Red Hat Advanced Cluster Management が管理するクラスターが自動的にインポートされます。クラスター要求で管理用に、要求されたクラスターを自動的にインポートしないようにクラスタープールを作成する場合には、clusterClaim
理 s−すを以下ののテーションに追加します。
kind: ClusterClaim metadata: annotations: cluster.open-cluster-management.io/createmanagedcluster: "false"
文字列であることを示すには、"false"
という単語を引用符で囲む必要があります。