16.4. AMQ Streams 1.5 へのアップグレード
このセクションでは、AMQ Streams 1.5 を使用するようにデプロイメントをアップグレードする手順について説明します。
AMQ Streams によって管理される Kafka クラスターの可用性は、アップグレード操作の影響を受けません。
特定バージョンの AMQ Streams へのアップグレード方法については、そのバージョンをサポートするドキュメントを参照してください。
16.4.1. ZooKeeper のアップグレード
この手順では、ホストマシンで ZooKeeper をアップグレードする方法について説明します。
バージョン 3.5.7 より前の ZooKeeper バージョンからアップグレードする場合、そのリリースで導入された設定変更のために、いくつかの追加のアップグレード手順を実行する必要があります。詳細については、RHEL の AMQ Streams 1.4 の リリースノートおよび RHEL の AMQ Streams 1.4 をアップグレード する手順を参照してください。
前提条件
-
Red Hat Enterprise Linux に
kafka
ユーザーとしてログインしている。
手順
AMQ Streams クラスターの各 Kafka ブローカーに対して、以下を 1 つずつ行います。
カスタマーポータル から AMQ Streams 1.5 の AMQ Streams アーカイブをダウンロードします。
注記プロンプトが表示されたら、Red Hat アカウントにログインします。
コマンドラインで一時ディレクトリーを作成し、
amq-streams-x.y.z-bin.zip
ファイルの内容を展開します。mkdir /tmp/kafka unzip amq-streams-x.y.z-bin.zip -d /tmp/kafka
既存のインストールから
libs
、bin
、およびdocs
ディレクトリーを削除します。rm -rf /opt/kafka/libs /opt/kafka/bin /opt/kafka/docs
一時ディレクトリーから、
libs
、bin
、およびdocs
ディレクトリーをコピーします。cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/libs /opt/kafka/ cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/bin /opt/kafka/ cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/docs /opt/kafka/
一時ディレクトリーを削除します。
rm -rf /tmp/kafka
ZooKeeper を再起動します。
/opt/kafka/bin/zookeeper-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/zookeeper.properties