9.5. レガシーモードでの MirrorMaker 2.0 の使用
この手順では、MirrorMaker 2.0 をレガシーモードで使用する設定方法を説明します。レガシーモードは、以前のバージョンの MirrorMaker をサポートします。
MirrorMaker スクリプト /opt/kafka/bin/kafka-mirror-maker.sh
は、レガシーモードで MirrorMaker 2.0 を実行できます。
前提条件
現時点でレガシーバージョンの MirrorMaker と使用しているプロパティーファイルが必要。
-
/opt/kafka/config/consumer.properties
-
/opt/kafka/config/producer.properties
手順
MirrorMaker の
consumer.properties
とproducer.properties
ファイルを編集して、MirrorMaker 2.0 の機能をオフにします。以下に例を示します。
replication.policy.class=org.apache.kafka.mirror.LegacyReplicationPolicy 1 refresh.topics.enabled=false 2 refresh.groups.enabled=false emit.checkpoints.enabled=false emit.heartbeats.enabled=false sync.topic.configs.enabled=false sync.topic.acls.enabled=false
変更を保存し、以前のバージョンの MirrorMaker で使用していたプロパティーファイルで MirrorMaker を再起動します。
su - kafka /opt/kafka/bin/kafka-mirror-maker.sh \ --consumer.config /opt/kafka/config/consumer.properties \ --producer.config /opt/kafka/config/producer.properties \ --num.streams=2
consumer
プロパティーはソースクラスターの設定を提供し、producer
プロパティーはターゲットクラスターの設定を提供します。MirrorMaker はクラスター間の接続を設定します。
ターゲットクラスターで ZooKeeper および Kafka を起動します。
su - kafka /opt/kafka/bin/zookeeper-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/zookeeper.properties
su - kafka /opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/server.properties
ターゲットクラスターごとに、トピックが複製されていることを確認します。
/bin/kafka-topics.sh --zookeeper <ZooKeeperAddress> --list