15.4. Kafka Exporter の実行
Kafka Exporter は、AMQ Streams のインストール に使用されるダウンロードアーカイブで提供されます。
これを実行して、Grafana ダッシュボードに表示するための Prometheus メトリクスを公開できます。
この手順は、Grafana ユーザーインターフェイスへのアクセス権がすでにあり、Prometheus がデプロイされてデータソースとして追加されていることを前提としています。
手順
適切な設定パラメーター値を使用して Kafka Exporter スクリプトを実行します。
./bin/kafka_exporter --kafka.server=<kafka-bootstrap-address>:9092 --kafka.version=2.5.0 --<my-other-parameters>
./bin/kafka_exporter --kafka.server=<kafka-bootstrap-address>:9092 --kafka.version=2.5.0 --<my-other-parameters>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow パラメーターには、
--kafka.serverなど、二重ハイフンの標記が必要です。Expand オプション 説明 デフォルト kafka.serverKafka サーバーのホスト/ポストアドレス。
kafka:9092kafka.versionKafka ブローカーのバージョン。
1.0.0group.filterメトリクスに含まれるコンシューマーグループを指定する正規表現。
.*(すべて)topic.filterメトリクスに含まれるトピックを指定する正規表現。
.*(すべて)sasl.<parameter>ユーザー名とパスワードで SASL/PLAIN 認証を使用して Kafka クラスターを有効にし、接続するパラメーター。
falsetls.<parameter>任意の証明書およびキーで TLS 認証を使用して Kafka クラスターへの接続を有効にするパラメーター。
falseweb.listen-addressメトリクスを公開するポートアドレス。
:9308web.telemetry-path公開されるメトリクスのパス。
/metricslog.level指定の重大度 (debug、info、warn、error、fatal) 以上でメッセージをログに記録するためのログ設定。
infolog.enable-saramaSarama ロギングを有効にするブール値 (Kafka Exporter によって使用される Go クライアントライブラリー)。
falseプロパティーの詳細は、
kafka_exporter --helpを使用できます。Kafka Exporter メトリクスを監視するように Prometheus を設定します。
Prometheus の設定に関する詳細は、Prometheus のドキュメント を参照してください。
Grafana を有効にして、Prometheus によって公開される Kafka Exporter メトリクスデータを表示します。
詳細は、Grafana での Kafka Exporter メトリクスの表示 を参照してください。