6.4. 更新とサードパーティーのワークロード
ヘルスチェックは、更新後に特に役立ちます。Greenboot ヘルスチェックの出力を調べて、更新が有効であると宣言されたかどうかを判断できます。このヘルスチェックは、システムが正常に動作しているかどうかを判断するのに役立ちます。
更新用のヘルスチェックスクリプトは /etc/greenboot/check/required.d
ディレクトリーにインストールされ、システムの起動時に自動的に実行します。ゼロ以外のステータスでスクリプトを終了すると、システムの起動が失敗したと宣言されます。
重要
サードパーティーのワークロードを開始する前に、更新が有効であると宣言されるまで待ちます。ワークロードの開始後にロールバックを実行すると、データが失われる可能性があります。一部のサードパーティーのワークロードは、更新が完了する前にデバイスでデータを作成または更新します。ロールバックすると、ファイルシステムは更新前の状態に戻ります。