1.5. RPM パッケージからの MicroShift のインストール
以下の手順を使用して、RPM パッケージから MicroShift をインストールします。
前提条件
- MicroShift をインストールするためのシステム要件が満たされている。
- RPM パッケージから MicroShift をインストールするための準備の手順を完了している。
手順
root ユーザーとして、次のコマンドを実行して MicroShift リポジトリーを有効にします。
$ sudo subscription-manager repos \ --enable rhocp-4.16-for-rhel-9-$(uname -m)-rpms \ --enable fast-datapath-for-rhel-9-$(uname -m)-rpms
次のコマンドを実行して MicroShift をインストールします。
$ sudo dnf install -y microshift
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インストールのプルシークレットを Red Hat Hybrid Cloud Console から
$HOME/openshift-pull-secret
などの一時フォルダーにダウンロードします。このプルシークレットを使用すると、MicroShift で使用されるコンテナーイメージを提供するコンテナーレジストリーで認証できます。 次のコマンドを実行して、プルシークレットを RHEL マシンの
/etc/crio
フォルダーにコピーします。$ sudo cp $HOME/openshift-pull-secret /etc/crio/openshift-pull-secret
以下のコマンドを実行して、root ユーザーを
/etc/crio/openshift-pull-secret
ファイルの所有者にします。$ sudo chown root:root /etc/crio/openshift-pull-secret
以下のコマンドを実行して、root ユーザーのみが
/etc/crio/openshift-pull-secret
ファイルを読み取りおよび書き込み可能にします。$ sudo chmod 600 /etc/crio/openshift-pull-secret
RHEL マシンでファイアウォールが有効になっている場合は、必須のファイアウォールルールをいくつか設定する必要があります。
firewalld
の場合は、次のコマンドを実行します。$ sudo firewall-cmd --permanent --zone=trusted --add-source=10.42.0.0/16
$ sudo firewall-cmd --permanent --zone=trusted --add-source=169.254.169.1
$ sudo firewall-cmd --reload
MicroShift 用に準備したボリュームグループ (VG) がデフォルト名 rhel
を使用した場合、それ以上の設定は必要ありません。別の名前を使用した場合、またはその他の設定を変更する場合は、MicroShift の設定セクションを参照してください。