第22章 サブシステムの制御およびメンテナンス
この章では、Red Hat Certificate System サブシステムを制御 (開始、停止、再起動、およびステータスチェック) する方法と、一般的なメンテナンス (ヘルスチェック) の推奨事項を説明します。
22.1. 起動、停止、再起動、およびステータスの取得
Red Hat Certificate System サブシステムインスタンスは、Red Hat Enterprise Linux 8 の
systemctl
ユーティリティーを使用して停止および開始できます。
注記
また、pki-server エイリアスを使用してインスタンスを開始および停止することもできます。pki-server <command> <instance> は、systemctl <command> pki-tomcatd@<instance>.service. のエイリアスです。
インスタンスを起動するには、以下のコマンドを実行します。
# systemctl start unit_file@instance_name.service
# pki-server start instance_name
インスタンスを停止するには、以下のコマンドを実行します。
# systemctl stop unit_file@instance_name.service
# pki-server stop instance_name
インスタンスを再起動するには、以下のコマンドを実行します。
# systemctl restart unit_file@instance_name.service
# pki-server restart instance_name
インスタンスのステータスを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# systemctl status unit_file@instance_name.service
unit_file には、以下のいずれかの値を使用できます。
- pki-tomcat: ウォッチドッグが無効になっている場合
- pki-tomcat-nuxwdog: ウォッチドッグが有効な場合