2.5.2.3. ホストフォルダーの追加
minishift hostfolder add
コマンドを使用すると、新しいホストフォルダーを定義できます。
使用する構文は、ホストフォルダーのタイプによって異なります。タイプに関係なく、非対話型と対話的な設定のいずれかを選択できます。デフォルトは非対話的です。--interactive
フラグを指定すると、対話形式の設定モードを選択できます。
以下のセクションでは、CIFS および SSHFS のホストフォルダーを設定する例を紹介します。
2.5.2.3.1. CIFS
CIFS ベースのホストフォルダーの追加
$ minishift hostfolder add -t cifs --source //192.168.99.1/MYSHARE --target /mnt/sda1/myshare --options username=user,password=mysecret,domain=MYDOMAIN myshare
上記のコマンドにより、myshare という名前の新しいホストフォルダーが作成されます。ホストフォルダーのソースは、必要な UNC パス //192.168.99.1/MYSHARE です。ターゲットまたはマウントポイントは、CDK 仮想マシン内の /mnt/sda1/myshare です。--options
フラグを使用すると、ホストフォルダータイプ固有のオプションを、コンマ区切りのキーと値のペアのリストを使用して指定できます。CIFS ホストフォルダーの場合、必要なオプションは CIFS 共有のユーザー名およびパスワードです。--options
フラグを使用して、共有のドメインを指定することもできます。多くの場合、これは省略できますが、Windows では、アカウントが Microsoft アカウントにリンクされていると、Microsoft アカウントメールアドレスをユーザー名として使用し、$env:COMPUTERNAME
がドメインとして表示されるマシン名を使用する必要があります。
Windows ホストでは、minishift hostfolder add
コマンドは、users-share
オプションも提供します。このオプションを指定すると、UNC パスを指定せず、C:\Users が想定されます。