2.4.5. アドオンコマンド
本セクションでは、アドオンファイルに追加できるコマンドを説明します。CDK アドオンのドメイン固有の小さな言語を形成します。
- ssh
-
sshでアドオンコマンドを起動する場合は、CDK 管理の仮想マシン内でコマンドを実行できます。これは、minishift sshの実行と類似しており、仮想マシンで任意のコマンドを実行します。minishift sshコマンドの使用方法は、「SSH を使用した CDK 仮想マシンへの接続」を参照してください。 - oc
ocでアドオンコマンドを起動する場合は、ホストにキャッシュされたocバイナリーを使用して、指定されたocコマンドを実行します。これは、コマンドラインからoc --as system:admin …を実行するのと似ています。注記ocコマンドは、system:admin として実行されます。- openshift
-
openshiftでアドオンコマンドを起動する場合は、これが OpenShift コンテナーに存在するocバイナリーを使用してコマンドを実行します。つまり、ファイルパラメーターやその他のシステム固有のパラメーターは、ホストではなくコンテナーの環境と一致する必要があります。 - Docker
-
dockerでアドオンコマンドを起動すると、CDK 仮想マシン内の Docker デーモンに対してdockerコマンドを実行します。これは、単一ノードの OpenShift クラスターを実行しているのと同じデーモンです。これは、ホストでeval $(minishift docker-env)を実行し、dockerコマンドを実行するのと似ています。minishift docker-envも参照してください。 - echo
-
echoでアドオンコマンドを起動すると、echoコマンドの後の引数がコンソールに出力されます。これは、アドオンの実行中に追加のフィードバックを提供するために使用できます。 - sleep
-
sleepでアドオンコマンドを起動すると、指定した秒数だけ待機します。これは、特定のリソースをクエリーする前にocなどのコマンドに数秒かかる可能性がある場合に便利です。 - cat
-
catでアドオンコマンドを起動する場合は、catコマンドに続く引数を有効なファイルパスにする必要があります。これにより、有効なファイルの内容をコンソールに出力するか、ファイルパスが無効であればエラーメッセージが表示されます。これは、別のコマンドでファイルの内容を使用するのに便利です。
注記
undefined コマンドの使用を試みると、アドオンが解析される際にエラーが発生します。