2.4.7. デフォルトのアドオン
CDK は、開発を支援する共通の OpenShift カスタマイズを提供する一連のビルトインアドオンを提供します。minishift setup-cdk
では、Minishift は自動的に xpaas アドオン、anyuid アドオン、および admin-user アドオンをインストールして有効にします。デフォルトのアドオンをインストールするには、以下を実行します。
$ minishift addons install --defaults
このコマンドは、デフォルトのアドオンインストールディレクトリー $MINISHIFT_HOME/addons に展開します。インストールされたアドオンの一覧を表示するには、以下のコマンドを実行します。
$ minishift addons list --verbose=true
このコマンドは、インストールされているアドオンの一覧を出力します。少なくとも、anyuid アドオンが表示されるはずです。これは、事前に割り当てられた UID を使用しないイメージを実行できるようにする重要なアドオンです。デフォルトでは、これは OpenShift では使用できません。
アドオン名 | 説明 |
---|---|
anyuid | デフォルトのセキュリティーコンテキスト制約を変更し、Pod が任意の UID で実行できるようにします。 |
admin-user | 「admin」という名前のユーザーを作成し、cluster-admin ロールを割り当てます。 |
che | Eclipse Che 統合開発環境のインスタンスを実行します。 |
eap-cd | JBoss EAP CD テンプレートをインポートします。 |
htpasswd-identity-provider | ユーザーは、OpenShift インスタンスのデフォルトのログインユーザー名およびパスワードを変更および追加できます。 |
registry-route | OpenShift レジストリーのエッジ終端ルートを作成します。 |
xpaas | xPaaS テンプレートをインポートします。 |
eap-cd アドオンは、JBoss EAP CD 19 のテンプレートを提供します。最新バージョンの JBoss EAP CD を使用するには、アップストリームの eap-cd アドオンを使用します。アップストリームアドオンのインストール方法は、「コミュニティーによるアドオン」を参照してください。
2.4.7.1. コミュニティーによるアドオン
複数のデフォルトアドオンの他に、CDK 用にコミュニティーで開発したアドオンが多数あります。コミュニティーアドオンは minishift-addons リポジトリーにあります。リポジトリー のアドオンに関する情報をすべて取得できます。インストール手順は、README を参照してください。