2.3.3. 暗黙的なイメージキャッシュ
CDK では、イメージのキャッシュがデフォルトで有効になっています。これは、minishift start
コマンドを初めて完了した後にバックグラウンドプロセスで発生します。イメージが $MINISHIFT_HOME/cache/image にキャッシュされると、連続した CDK 仮想マシンの作成により、これらのキャッシュされたイメージが使用されます。
この機能を無効にするには、minishift config set
コマンドを使用して、永続設定で image-caching
プロパティーを無効にする必要があります。
minishift config set image-caching false
$ minishift config set image-caching false
暗黙的なイメージのキャッシュにより、cache-images
設定オプションごとに指定されるように、必要な OpenShift イメージをキャッシュされたイメージの一覧に透過的に追加します。「キャッシュされたイメージ名の永続化」を参照してください。
イメージのエクスポートのバックグラウンドプロセスを実行するたびに、ログファイルが $MINISHIFT_HOME/logs の下に生成されます。これは、エクスポートの進捗を検証するために使用できます。
image-caching
を true
に設定するか、minishift config unset
を使用して設定をすべて削除して、OpenShift イメージのキャッシュを再度有効にできます。
minishift config unset image-caching
$ minishift config unset image-caching