第9章 エントリーオブジェクトクラスの参照


この参照は、デフォルトのスキーマで受け入れられるオブジェクトクラスのアルファベット順のリストです。各オブジェクトクラスの定義を示し、その必須属性と使用できる属性をリスト表示します。リストされているオブジェクトクラスは、エントリー情報をサポートするために使用できます。

オブジェクトクラスにリストされている必須属性は、そのオブジェクトクラスをディレクトリーの ldif ファイルに追加する時にエントリーに存在している必要があります。オブジェクトクラスに、親のオブジェクトクラスがある場合は、必要なすべての属性を持つこれらのオブジェクトクラスの両方がエントリーに存在する必要があります。必要な属性が ldif ファイルにリストされていない場合には、サーバーは再起動しません。

注記

LDAP RFC および X.500 標準では、オブジェクトクラスに複数の親のオブジェクトクラスを含めることができます。現在、この動作は Directory Server ではサポートされていません。

9.1. アカウント

アカウント オブジェクトクラスは、コンピューターアカウントのエントリーを定義します。このオブジェクトクラスは RFC 1274 に定義されています。

上級クラス

top

OID

0.9.2342.19200300.100.4.5

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表9.1 必要な属性
属性定義

objectClasses

エントリーのオブジェクトクラスを指定します。

uid (UserID)

定義されたアカウントのユーザー ID を指定します。

Expand
表9.2 使用できる属性
属性定義

description

エントリーのテキスト説明を入力します。

host

アカウントが存在するマシンのホスト名を指定します。

l (locality)

エントリーの市または地理的な場所を指定します。

o (organization)

アカウントが属する組織を指定します。

ou (organizationalUnit)

アカウントが属する組織単位または部門を指定します。

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