23.8. ルートファイルシステムの一部ではない FCP LUN
データディスクなど、root ファイルシステムの一部ではない FCP LUN は、/etc/zfcp.conf ファイルで永続的に設定されています。このファイルの各行には FCP LUN が含まれています。
各行には、スペースまたはタブで区切られた 3 つのフィールド (FCP アダプターデバイスのバス ID、ターゲット WWPN、および FCP LUN) があります。WWPN は、先頭に 0x が付いた 16 桁の 16 進数です。FCP LUN は、先頭に 0x が付き、末尾をゼロで埋めた 16 桁の 16 進数です。
zFCP デバイスが NPIV モードで設定されていない場合は、WWPN と FCP LUN の値が必要です。これらは、自動 LUN スキャンが無効になっている場合、または RHEL-9.0 以前のリリースをインストールする場合にも必要です。それ以外の場合は、省略でき、デバイスバス ID のみが必須となります。
/etc/zfcp.conf 内のエントリーは、FCP アダプターがシステムに追加される際に udev によってアクティベートされ、設定されます。システム起動時に表示される FCP アダプターすべてが追加され、udev を開始します。
/etc/zfcp.conf のコンテンツの例:
0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a000000000
0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a100000000
0.0.fc00 0x5105074308c212e9 0x401040a300000000
0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a000000000
0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a100000000
0.0.fcd0 0x5105074308c2aee9 0x401040a300000000
0.0.4000
0.0.5000
/etc/zfcp.conf への変更は、システムの再起動後、または新しい FCP チャネルを動的に追加した後にのみ有効になります。たとえば、システム I/O 設定を変更することで、z/VM 環境下にチャネルを接続できます。または、以前はアクティブになっていなかった FCP アダプターについて、/etc/zfcp.conf に新しいエントリーを追加してアクティブ化することもできます。これを実行するには、以下のコマンドを実行します。
zfcp_cio_freeユーティリティーを使用して、無視されたデバイスのリストから FCP アダプターを削除し、Linux で表示できるようにします。# zfcp_cio_free/etc/zfcp.confからの追加を実行中のシステムに適用するには、以下を実行します。# zfcpconf.sh