24.4. グループまたはユーザーの一覧を除外するための tlog RHEL システムロールのデプロイ
tlog システムロールを使用すると、SSSD セッションの録画設定オプション exclude_users および exclude_groups をサポートできます。以下の手順に従って、Ansible Playbook を準備および適用し、ユーザーまたはグループがセッションを録画して systemd ジャーナルにロギングしないように RHEL システムを設定します。
前提条件
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コントロールノードから
tlogシステムロールを設定するターゲットシステムへアクセスするための SSH キーを設定している。 -
tlogシステムロールを設定するシステムが 1 つ以上ある。 - Ansible Core パッケージがコントロールマシンにインストールされている。
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rhel-system-rolesパッケージがコントロールマシンにインストールされている。
手順
以下の内容を含む新しい
playbook.ymlファイルを作成します。--- - name: Deploy session recording excluding users and groups hosts: all vars: tlog_scope_sssd: all tlog_exclude_users_sssd: - jeff - james tlog_exclude_groups_sssd: - admins roles: - rhel-system-roles.tlog詳細は以下のようになります。
tlog_scope_sssd:-
all: ユーザーおよびグループをすべて録画するように指定します。
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tlog_exclude_users_sssd:- User name: セッションの録画から除外するユーザーのユーザー名を指定します。
tlog_exclude_groups_sssd:-
adminsは、セッションの録画から除外するグループを指定します。
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オプションで Playbook の構文を確認します。
# ansible-playbook --syntax-check playbook.ymlインベントリーファイルで Playbook を実行します。
# ansible-playbook -i IP_Address /path/to/file/playbook.yml -v
その結果、Playbook は指定したシステムに tlog RHEL システムロールをインストールします。このロールには、ユーザーのログインシェルとして機能するターミナルセッション I/O ロギングプログラムである tlog-rec-session が含まれます。また、除外対象外のユーザーおよびグループが使用できる /etc/sssd/conf.d/sssd-session-recording.conf SSSD 設定ドロップファイルを作成します。SSSD は、これらのユーザーとグループを解析して読み取り、ユーザーシェルを tlog-rec-session に置き換えます。さらに、cockpit パッケージがシステムにインストールされている場合、Playbook は cockpit-session-recording パッケージもインストールします。これは、Web コンソールインターフェイスで録画を表示および再生できるようにする Cockpit モジュールです。
検証手順
システムで SSSD 設定ドロップファイルが作成されることを確認するには、以下の手順を実行します。
SSSD 設定ドロップファイルが作成されるフォルダーに移動します。
# cd /etc/sssd/conf.dファイルの内容を確認します。
# cat sssd-session-recording.conf
Playbook に設定したパラメーターがファイルに含まれていることが確認できます。